白雪姫と七人の小坊主達
早稲田大学仏教青年会 ウォッチング日記
DATE: 2006/07/12(水)   CATEGORY: 未分類
チベットおたくのチベットツァー
 14世紀にチベットに彗星のごとくあらわれた聖者ツォンカパ(本名ロプサンタクペーペル)は、当時チベットに伝わっていた仏教の様々な教えを、中観帰謬論証派のもとに体系化しちゃって、それはもう最強無敵の宗派、ゲルク派をつくりあげた。

 そのような素晴らしい哲学は、ただ机にかじりついてできるわけではない。モーツァルトのごとくに、どこか別のレベルからその天才的な仕事のインスピレーションを受けるのだ。

 ツォンカパの場合は、文殊菩薩に憑依されたシャーマン僧から文殊の言葉を聞きながら、また、自ら深い瞑想の中でインドの聖者にアドヴァイスとかしてもらいながら、その哲学を完成させたのである。

 今、同時代のツォンカパ伝四本のざっと訳をおえ、現在はこまかいみなおし中である(これが結構時間がかかる)。いずれは出版といきたいところだが、売れるかどうかは微妙であるため、出版元をみつけるには苦労するだろう(今回の件で国のお金はまずあてにできないし)。まあ、その時はその時、翻訳が完成してから考えよう。

 で、今回のチベット旅行は、私の趣味で、ツォンカパが、その哲学を完成させるにあたって非常に重要な啓示をうけた場所をまわることになった。ごねてみるもんで、ツォンカパが文殊の啓示をうけたガーワトンも、その後、長期のツァム(お籠もり瞑想)に入ったウルカも行けるとのことである。

 ガーワトンもウルカも普通のツァーではまずいかないおたくな訪問先である。

 担当者の英断に、拍手をおくりたい。

 今、チベットといえば、青蔵鉄道の開通により、世界中の鉄道オタクが注目しているが、チベットに鉄道とおして何がおもしろいんじゃ。

 稀少な生態系をこわして、本土からの大量の物資の流入はチベット高原のゴミふやすだけじゃん。あそこゴミの処理できないんだよ。

 だって、ゴミもやそうにも酸素ないもん

 でね、あの鉄道、客車少ないから世界中の旅行社が切符をとりあっていて(駅員が裏で流す)、まずしばらくはいったってのれやしないもんね。へへーんだ。

 陸路でチベットいきたいなら、遊牧しながら歩いて行けってんだ。

 というわけで、わたしの旅行は航空機でラサ入りしますので、チベットの生態系には最小の影響しか与えません(自画自賛)。

とかいたら、「航空機が地球温暖化を促進する」と生徒からツッコミが入ったので、以下の訂正文をつけくわえます。

(環境にやさしくチベットにいくには、まず日本海をたらいぶねでわたり、あとは遊牧しながら陸路で自給自足の旅をすべし。ちなみに、入国審査とか細かいことは考えてません。)


 しかし、精神文明がウリの地に、鉄道が通せば、最近たたでさえ俗化が進んでいるのに、さらーに、ひどくなる。気が重い。

 なので、このツォンカパの足跡をたどるツァーは、消えつつあるチベットの精神文明を支えるためにも、意味があるのです(強引)。

 で、このツォンカパについて今月26日にお話します。
無料です(会場狭いので要予約)。

 旅行に参加されない方もむろん大歓迎。

ツォンカパを知りたい方、ナマで私のことをご覧になりたい方(いるか!)、
チャンスどすえ。
詳しくはこちらどうぞ

http://www.kaze-travel.co.jp/info/event.html#045
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