白雪姫と七人の小坊主達
なまあたたかいフリチベ日記
DATE: 2014/06/11(水)   CATEGORY: 未分類
14バースデー・エピソード
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 今年は梅雨入りが早く、私の誕生日の6/6より四日も前に梅雨入りし、誕生日当日も災害レベルのどしゃぶりであった。人間が増えすぎたことにより生じた地球環境のアンバランスはもう明らかにやばいレベルになっている。

 ちなみに、毎年誕生日になるといやがらせに年齢の入ったケーキをかってくる院生Mが休学してしまったので、今年は誰も気づかずやりすごしてくれるかなーと思ったら、TAのIくんとSちゃんが前日、研究室にきてくれて、お祝いしてくれた。
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プレゼントがホワイトボードの黒板消しに、コロコロって、私が面倒くさいからタオルでホワイトボードを消していたのが、きっとみるにたえなかったのね。ケーキには数字も生えていないし(笑)、いい子たちだ。

 そして6/6、ゼミである。この席で、早稲田祭でペマツェテン監督の映画の上映をやらないかと学生に呼びかけてみる。すると、

Nちゃん「先生、早稲田祭参加申し込みは明日までですよ」

私「確かMくん運営スタッフだったよね。どこで書類受け取ってどこにだせばいいの?」

Mくん「土砂降りで今日は屋外のブースは閉まっているそうです。どこに移ったか聞いてみます」

そして、四年の時間になり、この上映会の話しをもちかけると、四年生

Sくん「バイト料いくらくれますか」

Oくん「映画なんてもうかりませんよ」

Mちゃん「大隈講堂でセデックバレやった時はタダだから来たんですよ。お金とったら誰もきませんよ」

と、やる気ナッシング。

 彼らの話しを聞いていて分かってきたが、学生にとって早稲田祭とは露天で大もうけして、一年の部活費を稼ぐ日であり、来場者にアカデミックな情報発信をするなんて発想がそもそもないのだ。せちがらいのう。

 なので、「チベットのことを何も知らない人に、チベットの今を発信する場であって、別にお金儲けが目的でないこと」を説明する。でも反応悪い。なので思わず「今日は私の誕生日なの。御願い協力して」と叫ぶと、
 SくんとMちゃんが参加のための申し込み書をもらってきてくれるという。面倒くさがりではあるが、基本はやさしい子たちなのだ。

 しばらくして、Sくんから電話があり、「屋内に移動した受付は行列で、書類受け取りに1時間かかるそうです」

私「交代要員をおくる。とりあえず帰ってきなさい」と電話をきったのに、えんえん二人は帰ってこない。
しばらくすると、ずぶぬれになって戻ってきた彼らの手にはアニバーサリーのケーキがあった。
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私「ありがとう。こんな雨の中、気を遣わせてごめんなさい。で申し込みの書類は?」

Sくん「もう明日にしようかって」

とにかく、ありがとう・・・。

そしてその晩はダンナとバースデーディナーに目黒にいったが、あまりの土砂降りに店につくまでずぶ濡れ。あははははは。冒頭の写真はオカメインコ友達のあくび母さまからの2009年のイル・ボッロとダンナからの花束。ならびにそれを物色するうちの愛ネコ。

 そして、FB友達のすてきなおじさまたちから美しい写真が。秋に出雲でイベントを一緒にやることにる山男Wさんからはヒマラヤのブルーポピー。
渡辺さん

 7月26日に奈良の古刹、元興寺でサマー・コンサート (https://www.facebook.com/oikawa.gangoze) を企画しているI先生からは、先生撮影のボタンの花カード。
石居先生

 繊維関係の研究者で、27才まで愛鳥を長生きさせたYさんからも美しいカードが。
八木さん

 そのほか、FB、LINEで暖かい言葉をかけてくださったみなさま、ありがとうございました。全力でみなさまのお幸せをお祈りいたします。

 最後に不思議なエピソードを一つ。誕生日が近くなると、女性=占い好きというバイアスがあるのが、様々なところから、「あなたの運勢を無料で占います」というメールがくる。このうちツタヤカードからきたメールで、無料オーラ診断があるので、シャレでうけてみた。ちなみに、その日はげきうつで、不幸せな気分でいっぱいであった。

 まず、その鑑定士から送られてきた私のオーラ写真。もちろん、世界初公開(て誰がみたがるんや。人のオーラなんて 笑)。
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 鑑定士さんによるとこの緑オーラはなんか利他的な人にでるらしく、私の人生ははっぴっぴで、幸せまんさーいなのだそう。で、右足首の紫色のオーラだけはストレスをあらわしているので、がまんしちゃだめよ、とのご託宣であった。そのときの私の気分とめっちゃへだたっていて笑った。

 しかし、右足首である。右足首は単純に5月3日、松濤博物館の階段からおっこって捻挫した箇所ではないかと。これがストレスを表しているのであれば、精神的なものではなく外傷のストレスではないかと(笑)。不思議なのは、足をくじいたとはいろいろなところでいったが、右足首とまでは FBにも書いてないし、ツタヤにも報告していない。 世の中にはいろいろ不思議なことがあるんですね。

 ともかく、みなさん、ありがとうございました。
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DATE: 2014/06/05(木)   CATEGORY: 未分類
ラリーキングのダライ・ラマ、インタビュー
 6月6日は自分の誕生日なので、日頃お世話になっている皆様へ御礼をかねて、今年二月に法王が訪米した際に、ラリー・キング(Larry King アメリカの池上さんみたいな人) が行ったインタビューを以下和訳。昨今のいろいろなテーマについてダライラマ法王のぶれないかつすかっとする回答をお楽しみ下さい。

ラリー・キング「私は最近世界で最も偉大な精神的な指導者の一人にしてノーベル平和賞の受賞者ダライラマ猊下に光栄にもインタビューすることができました。私は猊下にオバマ大統領との会談についてと、彼の存命中にチベットに自治が実現するかについて、さらに、ウクライナ問題などの今日の世界における不安について伺いました。」

 ラリー「あなたは世界を見て、ベネズエラ、ウクライナ、シリアを見て、それでも人々は互いに殺し合いをやめるだろうと考えますか?」

 ダライ・ラマ「そうですね。とても悲しいです。この人たちはみな自己中心的な態度で近視眼です。人間にもともと備わっている良識を正しく用いようとしていません。そして感情的です。いったん破壊的な衝動がコントロールを失ったら、普通に考える余裕はなくなってしまいます。 私は20世紀は『暴力の世紀』であったと思います。軍事力を大々的に用いても問題は解決しません。ご存じでしょう。暴力は誰も望まない結果をもたらします。従って、今日21世紀には私はいつも『対話の世紀』となるべきだといっています。いかなる問題も対話を通じて解決されねばなりません。これが唯一の道です。」

 ラリー「あなたは最近オバマ大統領と会われました。何を議論されました?」

 ダライ・ラマ「今回は彼と三度目の面会でした。最初の時は彼は上院議員でした。なので、私たちは知り合いで、再会といった感覚でした。私は彼に私が全精力を傾けている三つのことについて伝えました。
 一つ目は、人類の人間性を向上させること
 二つ目は、あらゆる宗教が〔宗教間の優劣の争いをやめて〕調和するようにさせること。
 三つ目は、チベット問題について。これについては〔チベット人に対して持つ〕政治的な責任に関しては、私はすでに政界から引退しています。我々が以前にあった時は、私にはチベットの政治について責任がありました。しかし、2011年に私は完全に政治的な責任から退きました。これは私個人の引退というだけでなく、400年続いた古い伝統の終焉です。」

 ラリー「なぜですか」

 ダライ・ラマ「歴代のダライラマは自動的にチベットの聖俗のトップをつとめていました。私はこれを自分の意志で終了させました。なので、私はハッピーかつ、誇らしくこのシステムを終了しました。 

 ラリー「なぜですか」

 ダライ・ラマ「私は民主主義を信じています。そこここに欠点があったとしても、基本的には一番よい政治体制だと思います。私はいつも人々にこういっています。世界は七十億人の人間性に属しており、各国家はその国の人々に属している。私はこの国(アメリカ)でかつてこう言いました『アメリカはアメリカ人三億人に属しているのであり、共和党に属しているのでも民主党に属しているのでない』と。」

 ラリー「中国はなぜチベットにあんなに関心をもつのでしょうか。中国に比べれば世界の中では本当に小さな一部です。なぜ彼らは一緒にやっていけないのでしょうか」

 ダライ・ラマ「はじまりは、初期段階は1950年代でした。あの頃のとくに毛沢東やスターリンのような指導者たちの頭の中では、世界革命論が非常に力をもっていました。私が1954年から1955年にかけて北京に滞在していた時、私もこのグローバルな思潮に非常に引きつけられました。少くとも世界中の労働者階級が立ち上がること、これはとてもいいことだと思います。通常、労働者階級には特権がありません。
 その後、中国人はチベットにたくさんの鉱物資源を見つけました。中国の専門家はある時チベットを「宝の蔵」といったふうに言及しました。これが〔中国がチベットにこだわる〕一因だと思います。」

ラリー「率直に伺いますが、あなたの存命中に〔チベットと中国が〕和解を見ることができると思いますか」

ダライ・ラマ「ええ。中国は変化しています。」

ラリー「あなたは新教皇に会いましたか、また会いたいですか?」

ダライ・ラマ「ええ。とてもお会いしたいです」

ラリー「彼をどう思いますか。」

ダライ・ラマ「素晴らしい方です。彼はキリストの教えを体現しています。私が彼を尊敬する理由の一つに、ドイツのたしか司教だったかを解任したことです。彼はいい人かもしれませんが、生活スタイルはとても贅沢でした。」

ラリー「禁欲しなければいけないのに」。

ダライ・ラマ「そう。だから教皇は彼を解任したのです。私は正しい判断だったと思います。」

ラリー「昨年、フランシス教皇は資本主義を批判しました。資本主義は貧者を排斥し、あらたな独裁を作り出すと。あなたは『もし慈悲の心がそこに込められているのなら、自由市場は有効だ』とおっしゃっているが、あなたのおっしゃることと教皇のおっしゃることは逆ではありませんか。資本主義は有効ですか?  資本主義と慈悲は同時に存在することは不可能ではありませんか?」

ダライ・ラマ「何事もにも異なる側面があります。ある角度からは、そう、資本主義は利潤だけを追求するだけの一方マルクス主義は平等な配分を説いています。しかし、自由な国での資本主義は法律や規則が状況をよくしています。つまるところ、どのような体制でも、その体制を運営する人に責任感、他者の複利を考える感覚が備わっていれば、どのような体制だって有効です。」

ラリー・キング 「私たちは未来に女性のダライラマを見ることはありますか」

ダライ・ラマ「ありえます。随分昔パリで女性誌のインタビューを受け同じ質問をうけました。今から20年前くらいだったかな。私は即答しました。『ええ、ありえます』と。そもそもチベットの伝統では、高位の転生僧のうちの何人かは女性です。たしか、600年から700年の伝統をもつ転生者です。別に新しいことではありません。そこで私はインタビューアーにいいました。『もし女性のダライラマが現れたなら、その人はとても魅力的に違いない。より影響力があるだろう』と」

ラリー・キング「醜くはないと」

ダライ・ラマ「いや、美醜に大きな意味はない」

ラリー「もう誰になるか決めていますか。後継者についてはお考えがありますか」

ダライ・ラマ「すでに1969年には私の公式の声明の中で、私はこう述べていています『ダライラマ制度を継続させるか否かはチベット人にゆだねる』と。来たるべき時にチベット人の大多数が『この体制はもはや意味が無い』と感じれば、ダライラマ体制は自動的に消滅します。私の問題ではありません」

ラリー「あなたはアメリカはチベット情勢について中国に対する圧力を弱めていると思いますか。それともかつてと同じようにアメリカは圧力をかけていると思いますか?」

ダライ・ラマ「基本的には、私の信念に基づけば、民主主義、開放性、自由は世界の主流です。中国はもっとも人口の多い国です。しかし世界の一部です。中国の未来は彼ら以外の世界に依存しています。従って、ある強硬論者がこの世界の主流となる考え方を好むと好まざるとに関わらず、彼らも世界の潮流には沿わねばなりません。そしてこの自由世界のリーダー国家であるアメリカは、道徳的な責任感、道徳的な義務感を持ち合わせています。そして、中国人もより大きな変化を期待しています。経済の領域だけの変革では不十分です。多くの中国人は非常に知的で、元官僚ですら彼らには見識があります。
彼らは『時は来た。より大きな政治面での変革が必要だ。中国自身の利益と自分の福利のためにも』と言っている。」

ラリー「最近しきりに喧伝されている同性愛者についてどう思われますか。ロシアは同性愛を禁止している一方、アメリカではいまや同姓間での結婚は増え続けています。どう思われますか?」

ダライ・ラマ「私はこれは個人的な問題だと思います。もちろん信仰をもっていたり、あるいは特定の精神的な系譜を持つ人々は彼らの伝統に従うべきだと思います〔その信仰や系譜が禁じているのであれば、禁じるということ〕。仏教の場合は、様々な種類の性的な不法行為を規定しています(注 同性愛は禁止)。仏教徒であればそれに適切に従うべきでしょう。何の信仰も持たない人であれば、どのような性的志向も本人の自由にゆだねられています。様々な種類のセックスがあっても、安全で両者に完全な同意があればいいんじゃないですか。いじめ、虐待、レイプ、これらは何であれ間違っています。これらは人権侵害です。」

ラリー「同性婚についてはどう思われますか」

ダライ・ラマ「それはその国の法律によります」

ラリー「個人的にはどう思われますか

ダライ・ラマ「オッケーです。各個人の問題です」

ラリー「余計なお世話ということですか。一理ありますね。」

ダライ・ラマ「もしカップルがそれが一番現実的でより満足度が高いと感じ、両者が完全に同意しているなら、オッケーです」

ラリー「視聴者からあなたへ質問があります。まずツイッターから『ベネズエラのようなところで、ひどい人権侵害が行われているのを見た時に、どうしたら心の平和を保つことができるのでしょうか。あなたは暴力を見た際にどうやって心の平和を保たれているのでしょうか』。」

ダライ・ラマ「我々は長期的な戦略を必要としています。私はいつも他者と分かち合うようにといっています。それには現行の教育システムが道徳教育を行うことも含んでいます。教育は世俗的な方法で心の平和を育むものです。インド人の考え方では世俗は宗教とかけはなれたものではなく、あらゆる宗教を尊重し、さらに無神論者も尊重することを説きます。状況は非常に深刻だと思いますが、」

ラリー「あなたは厭世的になることはありますか?」

ダライ・ラマ「ノー。我々は努力しなければなりません。」

ラリー「フェイスブックからの質問です。もしあなたが世界でたった一つでも糾すことができるとするなら、それは何でしょう。」

ダライ・ラマ「今も、そしてここ数年、私が一番精力を傾注しているのはいかに人々を心の中に精神的な価値を持たせるように教育するかです。公教育は人々が暖かい心を持つように教育すべきです。」

ラリー「ジョーがこう聞いています。精神的な価値は、ある人の中にはよく育つのに、全く育たない人もいます。それはなぜですか。」


ダライ・ラマ「もともと私たちは母親から生まれています。スターリンやヒトラーのような非情な人だって母親から生まれています。従って、我々全ては人間的な愛情をもつ潜在能力があります。しかし、様々な環境があのような人を作り上げてしまうのです。彼らは精神的な価値を全く軽んじており、また、誰も彼らに精神的な価値について説かなかったが故に、環境が非常に過酷で、かつ分断的で、「我々とやつら」「我々と敵」みたいな強い概念があると、彼らのような非情な人々ができあがってしまうのです。」

ラリー「メアリーがこう聞いています。あなたが若かった頃、あなたの夢は何でしたか」

ダライ・ラマ「遊ぶことです。勉強じゃないです。私が若かった時、勉強にはまったく興味がなかった。私はいつも自分をとっても怠けものの学生だったと言ってます。」

ラリー「最後にダライラマ、あなたは人によどのように記憶されたいですか」

ダライ・ラマ「何もないです。一仏教者として、名声やそのほかを考えるべきではありません。前にニューヨークでニューヨークタイムのコラムニストの女性が、そうだな十年か十五年前かな、私に『あなたはどのような遺産を残しますか』と尋ねられた。その時も私はこう応えた。私は仏教者だ。仏教修業者だ。遺産とか何とかそんなことを考えるべきではないと。それから議論をして、そのあと彼女はまた同じ質問をした。私は同じ答えをした。それから彼女はまた同じことを聞くので、私はキれました。」

ラリー「怒ったんですね。その場にいたかったな。」

ダライ・ラマ「翌年私たちは再会して、前の年の出来事を今みたいに笑い合いましたよ。」
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