白雪姫と七人の小坊主達
なまあたたかいフリチベ日記
DATE: 2006/01/20(金)   CATEGORY: 未分類
困った答案ベスト・ファイブ
本日をもって通常の授業が終わり、来週から試験期間に入る。学生も大変だろが、採点する方も大変である。

穴埋め式の問題にすれば採点はラクだが、授業にはでてこないくせに、友達からノートやレジュメをかき集めて、一晩で暗記してくるようなヤツほど、えてして、この手の問題をよくとく。そのため、穴埋め式で全評価をするのは危険。

授業を理解しているか否かが正確に出るのは、やはり記述解答である。
しかし、この記述解答の採点が、疲れるのだ。

以下、困った答案ベスト・5を揚げてみよう。

(1) 授業で話したことを全部並列表記して、解答用紙の裏にまでびっちし書いてくる解答。以下サビ ?これでは、授業内容を理解しているのか否かさっぱりわかんない。?

(2) 何いいたいのかさっぱりわからない悪文。これまた、?サビ?

(3) 論述しろといっているのに、一文しか書いてこない解答。?サビ?

(4) 授業の中であつかった議論には一切ふれず、自分の意見だけをとうとうと述べる解答。 ?サビ?

(5) 怪我をした、病気をした、就活をした、と一代記を書いて単位をこう文章(て、これは解答ですらない)。

理解する→短い文章にわかりやすくまとめることができる 
理解できていない→思考が腸捻転するので文書が長く・晦渋になる、

という真理に基づけば、
(1)(2)はバツつけて終わり、ちゃんちゃん、ということにとなろう。
しかし、「文章力がなくてまとめられない」という可能性も捨てきれないため、理解の片鱗を見落とさない努力が必要となる。

(3)はその短文の内容がたとえ正しくとも、もうなんといったって、×。長々と書くと自分の無知をさらけ出すので、短くして逃げている可能性が非常に高いからである。

(4)は(3)の逆パターンで、無知をさらけださないために饒舌になることによって煙幕をはっている可能性が高いため、これもバツ。

ところが、こういう学生に限って「僕のいってることは正しいのになぜ×なのか」とか言ってくるのである。しかし、そもそも試験の問題とは授業内容の理解をとうているので、アンケートではない。自分の意見を言いたいのなら、授業内容にからめた上で弁証法的にろんじりゃーいいのである。
ただ自分の意見をのべているだけというのは、問題の趣旨も理解すらできていないことの証。バツバツバツ(きれてます)。

最後の(5)は一番困ったパターンで、これに「先生の授業、少ししか出られなかったけど、とてもおもしろかったです」とか追記されると、ついつい手が○を描きそうになるが、それではいかん。

といいつつ、十年くらい昔、文学部での試験で、追いつめられた学生が、記述解答欄に、えんえんと自作落語を書いていて、それがあまりにもおかしかったため思わず通してしまったことを、ここに告白する(時効だよね 今は許さないよ)。
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