白雪姫と七人の小坊主達
なまあたたかいフリチベ日記
DATE: 2007/02/05(月)   CATEGORY: 未分類
「夜明け」を地獄に感じる人々
 採点をやっと提出したが、トリップしている間に、何かいろいろなものがなくなっている。論文や雑文書くための参考文献が何冊かがどーしてもみつらないし、じゃあ、図書館で借りてきて当座をしのごうかと思っても、図書館のカードがみつからない。そもそも外出しようと思っても、静電気防止ブラシがないので髪もすけない。

 ないないづくし。

 気がつけば立春。気温はとにかく日差しは日に日に明るくなっていく。季節の移り変わりをみていると、何事も永遠はない、諸行無常であるということが端的に実感される。
 どんな悪いことでも、どんないい事でも永遠にそれが続くということはない。

 逆に言えばずっと悪いことが続いている〔ように見える〕人、ずっといいことが続いている〔ように見える〕人というのは、その法則に従っておらず、努力をして悪い状態に居続けたり、いい状態に居続けているということ。

 前者はいい事があってもすべて悪い方に考えて自分でチャンスをつぶしてどうどうめぐりしている人とかね。
 後者は、すごい逆境でも笑い飛ばしてきにしていなかったりする人とかね。

 願わくば後者のようでありたい。

 日テレのアナウンサーの大杉君枝という人が自殺と思われる転落死をした。なんか出産後、ナゾの痛い病気にかかって苦しんでいたらしい。マンションの敷地内で転落死体となって発見されたのが午前六時半。

 この時間はまさに現在の東京の日の出の時間である。睡眠障害の患者の大半はこの日の出の時間帯に自殺する。

 案の定、そのナゾのナントカ病をネットで検索してみると、痛み以外に睡眠障害などの症状が列記されている。たぶん、睡眠障害が直接の自殺の原因であろう。

 身近な人はよく知っているが、わたくしは小学校五年生の時からつづく年季の入った不眠症。一番ひどかった時には睡眠薬をいくらのんでも一睡もできないまま夜が明けるなんてことはザラで、そのときはやはり外が白々明るくなってくる夜明けが一番つらかった。

 普通の人にとってはさわやかな朝の始まりでも、睡眠障害もっている人にとっては眠れないまま一夜があけたことを示す魔の夜明け。

「これから寝ても、睡眠リズムをみだすだけ、もう死んでもいいから、休みたい」と思い詰めちゃうんだよねー。

 しかし、眠れないことで悩んでいるアナタ、これは治る病気です。希望をすてちゃいけません。

 私の睡眠障害は今は軽快し、唯一海外旅行で一時間以上時差があるとこにいく場合のみ発症するくらいにおさまってます。

 わたしが快癒したのはむろんごろうちゃん(オカメインコ♂)のお力である。ごろうちゃんが毎日、人?生を楽しんでいる姿を拝見しているうちに、彼の陽気にシンクロして「ものごとは何でも明るい面を見よう」という気になってきて、徐々に自律神経の失調がおさまったのである。

 というわけで、私にとってオカメインコは人生の師である。

 で、いきなりであるが、ダライラマ猊下にとってもインコは師であった。

 猊下がチベット時代たくさんの動物と一緒にくらしていたのは有名であるが、とくに鳥がお好きだったという(by Sir Charles Bell)。
 『ダライ・ラマ自伝』(文春文庫)によると、彼の先生ケンラプ・ティジンは大型インコがお好きで、インコもケンラプの手からごはんをたべたり、顔をなでさせてあげたりしてとても懐いていた。

 幼い14世ダライラマ猊下はこれをとてもうらやましく思い、インコに遊んでもらおうとしたが、相手にされなかったので(インコは知能が高いので特定の人にしかなつかない)、怒って木の棒でつついたら、それ以後彼の姿をみると飛んで逃げた。若きダライラマ猊下はこのとき「友達になるには力ではなく、思いやりである」ということを学んだという。

 あの慈悲の化身たるダライラマ猊下に慈悲のなんたるかをさとらせたのは、インコだったのである。

 すごいねインコって。
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モモ@大東 | URL | 2007/02/05(月) 16:25 [EDIT]
シンガポールでバードランドに行ったのですが、
記念に腕・頭一杯にインコたちを乗せて写真を撮ってもらった時は
至福の時でした。右向いても羽根、左見ても羽根、羽根。
思うんですが、犬・猫は小さいうちは可愛いからといって
飼い始め、大きくなってくると捨てるアホ飼い主が多いですが、
インコに限らず鳥類は、雛ははげちょろけでヨボヨボのショボショボ、
(そこもまた可愛いと私は思うのですが)
大きくなるにしたがって羽はふわふわ、瞳はうるうる、鳴き声も
美声に変化していきますよね。
鳥を飼う人は生涯の伴侶を選ぶように飼う。
紫ちゃんに未来の美を見出した光源氏のようです。
そういえばこの場面には雀が出てきたな。
● わたしも行きたい
イシハマ | URL | 2007/02/06(火) 18:30 [EDIT]
シンガポールのバードパーク私もいきたいな。
しかし、ごろうちゃんのおもりをしてくれる人がいない!
仕事以外で海外にいったことはもう十ウン年ない・・・
ごろうちゃんがヒナの時はなんかダイゴロウみたいでしたが、今はもうなんていうか正視できないくらいちょーかわいいです。
● わたしも
茂一 | URL | 2007/02/14(水) 23:11 [EDIT]
そう思います。
いろいろつらいときに、
どんなに鳥に元気をもらったことか。

行った事はないのですが、静岡県の掛川市にも
その名も掛川花鳥園という、
鳥好きにはパラダイスのようなところがあります。
美しい花々が咲き乱れ
かわいいインコたちと触れあえるそうです。

● 茂一さん
イシハマ | URL | 2007/02/15(木) 10:21 [EDIT]
わたしも掛川花鳥園行きたいと思っていたのですが、なかなか他の予定のついでという場所でもないのでいきそびれています。

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