白雪姫と七人の小坊主達
なまあたたかいフリチベ日記
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DATE: 2006/02/15(水)   CATEGORY: 未分類
久遠実成の二諦説(笑)
 昨日は、二つの会議のあと組合の会議があった。いろいろなキャンパスの先生ができるだけ集まってこれるように、会議は夕方すぎから始まる。

 当然その日の夕食は組合のとる出前となる。昨日は錦×庵からの出前だった。数々の文学者を生み出した早稲田大学にあって、大学の周辺にある蕎麦屋や飲み屋は様々な文学作品に言及されているため、ある意味観光地化しており、錦×庵もそのような店の一つである。

 わたくしは天丼をえらばせていただいたが、これは失敗であった。えび天を箸でもちあげると、衣がゾンビのようにぬげおちたのである。遅刻をしたせいだろうが、天ぷらは衣が水分をすってべちゃべちゃだった。
べちゃぺちゃは天ぷらのみならず、ごはんにも及んでいた。

 お米には一粒一粒七人の神様が宿っていらっゃるので、最後まで食べたが、さぼってばかりのぐうたら執行委員に対する神罰としかいいようのない味であった。

 帰ってくると、仏教青年会からの郵便物が届いていた。開けてみると早大仏教青年会の会誌「久遠」が入っている。

 そしてレポート用紙に手書きで原稿依頼がかかれていた。
 
 あのなあ。私はいいけど他のOBの方に原稿依頼する時には、墨と筆とまではいわないが、せめて便せんに万年筆で書いてくれよ。何か学生のレポートを読んでいるような気持ちになってくるよ。

 「久遠」をめくってみる。

 題名の由来は、早稲田の校歌にも歌われている「久遠の理想」の「久遠」と法華経の「久遠実成」をかけたものであろう。なかなかイケている。

 早稲田大学校歌一番には「現世を忘れぬ久遠の理想」が歌われている。原理主義的な理想主義ではなく、機能主義的な理想主義を目指すとは、なかなか早稲田らしくいい歌詞だ。

 
 幹事長の巻頭言に始まり、仏教青年会ゆかりの方々の心のこもった文章がならんでいる。「ほー」と感心しながら読んでいて、一つのことに気づく。

まず、巻頭言の幹事長の言葉から

「他大学の仏教青年会では部員数の減少などから消滅や活動休止に至るなど、寂しい話を聞く中で、私たちの早大仏青は一度も絶えることなく命脈を保ち続けています」。

えええええ。他大学はもっとひどいのか。早大仏青はまだましな方なのか(吃驚)。

 で、仏青OBの渡辺了恵師(部室に祭られたお釈迦様の作者)の文章を読んでさらに仰天。

 「顧みると機関誌『久遠』は、昭和33年当時「死に体」となっていた仏青に入部し、大がかりな会員集めをして、総持寺での座禅会や古寺巡りなどを行いながら創刊した懐かしい思い出がある・・・」

 なんと、仏青は私の生まれる前にも死に体だったのかっ。今のこの寂しい状況はぜんぜん異常じゃなくて、遠い昔から多かれ少なかれこんな状況だったのかあっ。

 わたしは早大仏青の生命力を甘く見ていたのかもしれない。

 「これぞまさに久遠の実成」(これで笑える人は仏教オタク)。
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COMMENT

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● 是大記念年
セン@小坊主 | URL | 2006/02/16(木) 17:00 [EDIT]
このサークルは浮き沈みが激しいのでしょうか。OBの皆様からお話を伺っても、大変栄えていた頃の逸話と、相当沈んでいた頃の逸話の間のギャップが激しいです。

昔に遡れば遡るほど栄えていた、というわけでもなさそうです。過去、いくどとなく波があったようです。
まさに「諸行無常」であり、「不生不滅」である、といったところでしょうか。サークルの存続の仕方そのものが、仏法に遵っているような。

とにかくここまで存続しているということに注目したいと思います。歴代の先輩諸氏・諸先生方のご尽力なくしてこの歴史はあり得ず、崇敬と感謝の念おのずとこみあげるを禁じ得ません。

初代会長・小野梓 大先生の、学内における「所信表明」として創立された当会も、おかげさまで今年120周年を迎えます。
http://wasebutsu.ld.infoseek.co.jp/index.html
● 早大仏青も永遠に不滅です
きのこ | URL | 2006/02/17(金) 19:09 [EDIT]
涅槃会にちなんで、永遠のブッタと早大仏青の精神とを、二諦説にて説かれるとは!さすが石濱先生です。仏青も永遠たらんことを心よりお祈り申し上げましゅ。
● みなさん、仏教オタク(笑)
石濱裕美子 | URL | 2006/02/18(土) 13:29 [EDIT]
>センくん
過去に黄金時代をみてしまうのは人の性ですね。
何の根拠もなく過去は栄えていて、今は衰退しているのだと思っていました。諸行無常を前向きにとらえて、これから吸い年くらいは栄えるかも、ということにしておきましょう。

>きのこさま
仏教オタクですね(笑)。仏様の教えをギャグに使うのは多少抵抗がありましたが、仏様はそれくらいでお怒りになりません(と思います)。
● お怒りになるどころか
きのこ | URL | 2006/02/18(土) 20:04 [EDIT]
お坊さまの法要に勝るともおとらない、すばらしき内容だと思われます。仏教おたく・・・はい、間違いありません(笑)いつか先生に学会などでお会いできますことを夢みております(礼)

破顔@仏教オタク | URL | 2006/02/19(日) 18:18 [EDIT]
お手紙の件失礼いたしました。担当者に代わりましてお詫びいたします。

「機能主義的な理想主義」今のぶっせいにも必要なのはこれですね。オウム以来壊滅状態のこのサークルをどうやって立て直すか。
高野山別院など、伝統の裏づけのあるところは近頃も多くの「若い」参詣者や行事への参加者がいるようです。不信感が少ないのでしょうか。
まがりなりにも伝統あるサークルだというのは大きな武器にしたいところです。

ちなみに、海老天が衣を脱ぐのは「還俗」かな、なんて。

● うまい!
石濱裕美子 | URL | 2006/02/19(日) 19:18 [EDIT]
エビが還俗とはうまいですね。
今、多忙につきぶろぐの更新がままなりません。
いろいろネタがあるのですが、きっとこの多忙が終わる頃には忘れていることでしょう・・・・(メモとれや)

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