白雪姫と七人の小坊主達
なまあたたかいフリチベ日記
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DATE: 2007/05/16(水)   CATEGORY: 未分類
洗足池で足ではなく心を洗う
夫婦で学者をしているのでわが家には当然のことながら本があふれている。廊下も戒壇おっと階段も本がつみあがり、すごいことになっている。

 したがって最近は専門に直結する本以外は買い控え、授業で使うような一般的な本は近所の図書館から借りることにしている。

 地域の図書館を書庫にしていればわが家はすっきり片付き(片付いてないだろ)、大田区に治めているバカ高い住民税のもとがささやかにとりもどせるという寸法である(とりもどせてないだろ)。

 しかし、この場合も問題はある。貸し出し中であったり、目指す本が図書館に所蔵されていない場合である。

  最近は図書館同士の連携もよく、一つの図書館になくとも他の図書館からとりよせてくれたり、リクエストすれば買ってくれる。

 ただし、時間がかかる。

 明日の授業で使うのにー、なんて場合は自分でいく方が早い。

 本日も目指す本が貸し出し中で、一番近くて洗足池図書館まで行かねばならなくなった。

 幸い本日は五月晴れで天気もいい。オカメ一号(自転車)こいで洗足池図書館までいく。

 図書館で目指す本をかりて、自転車置き場にいくと、隣が寺であることに気づく。そうだここは日蓮聖人が足を洗ったので洗足池という名前がついたくらいで、日蓮宗の寺くらいあるよな、と門をくぐってみる。

 この前このお寺にきた時は本堂が修復中であったが、完全に終わっている。竹藪があり風の音が涼やか~。

 本堂で手を合わせてから池の方に進むと、日蓮聖人袈裟掛の松という霊場があった。私は今までこの寺の門前にある松をそれだと思っていたが、これが本家のよう。

 そばに日蓮聖人の御遠忌550年(となると江戸時代か?)の巨大なおマンダラの碑文もある。

 そのまま池のほとりに向かうと、池の湖面にむかってふなつきばのように階段状に降りていくスペースがあった。

 こみあう洗足池公園に比すと、この岸は、あたかもプライベートビーチのように落ち着いている。

 ちょうど木陰で直射日光も射さないので、階段にすわりこんで、今し方借りてきたばかりの本を読む。

 ●ン十年若かったら、ここで昼寝をするところだが、この年でそれをするとホームレスにみえるので自重する。

 洗足池をわたる新緑の匂いをふくんだ五月の風はとても気持ちいい。

 このここちよさはここが「霊場」であることにもよるかも。お寺とか神社は昔から、俗世とは一線を画した聖なる空間であった。

 寺については最近は僧侶が妻帯するなどずいぶん俗化が進んだが、それでも宗教法人法によって護られたお寺の境内は、資本主義(私有)の餌食となることを免れて、都内にはありえない緑の空間を形成している。

 この幸いにして残った空間は大事にしなくてはいけない。

 最近、お寺は境内に墓地をつくりそれを分譲して収入源にするところが多い。しかし、そういう経営は長い目でみてもあまりうまくいくとは思えない。

 それよりは、木の一本、花の一輪を植え育てることからはじめて、花の時分にそれに誘われてはいってきた人に、世間話からはじめて仏教の話をとくくらいは、やってもいいと思う。

 て、仏教をちゃんと説明できる坊さんは稀少だからムリか。


 
 
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COMMENT

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● お坊さん
モモ@大東 | URL | 2007/05/17(木) 12:10 [EDIT]
中学時代英語を教わっていた先生が、
たまたま友人の49日の法要に行った折
その先生がお坊さんになって「お、もしかして×中学の○○か?」
と声をかけられびっくりしたことがあります。
奇妙な縁ですが、なにゆえ出家なさったのかは
場が場だったので事情を聞くこともできず
むにゃむにゃと挨拶して立ち去ったことがあります。
いったいなんだったんだろう、あの邂逅は。

イシハマ | URL | 2007/05/18(金) 10:00 [EDIT]
光源寺の前ご住職は早稲田のドイツ語の先生やりながら、ご住職もやっていたので、もともとお寺の関係者で、ゆえあって教職をやめお寺をついだのでは。
● 管理人のみ閲覧できます
| | 2007/05/18(金) 14:26 [EDIT]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
● コメントありがとうございます
イシハマ | URL | 2007/05/19(土) 16:59 [EDIT]
法を実践していても、人に伝えるのは別のテクニックがいるので、なかなか大変ですよね。
曹洞宗は実践がきちんとしていて、立ち居振る舞いが美しいので、境内の美しさにプラスアルファが加えられていいですね。

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