白雪姫と七人の小坊主達
なまあたたかいフリチベ日記
DATE: 2008/05/07(水)   CATEGORY: 未分類
長野商店街のキモチが今分かる
 胡錦涛氏の5月8日木曜日 午後の日程
・ 15:20 早稲田大学大隈講堂にて講演。
・ 16:20 早稲田大学国際コミュニティセンターで日中青少年友好交流年日本側除
幕式に出席。
・ 16:50 早稲田大学食堂ガーデンハウスにて日中青少年との交流
      *福田・福原愛VS胡・留学生で卓球(NHK)


というわけで、総長に直訴状だしたのに、無視されました。学生課に聞いてみたら、今回は外務省主催で大学は場所を貸しただけ、国家の要請なので断れなかったとな。

 前回江沢民主席が来た際には、全教員に周知徹底されたことを考えると、公に一切告知しない今回の訪問はずいぶん地味。しかし本当に、早稲田で卓球やるのかしら。KYどころか、何かのネタとしかおもえない。

 その外務省主催の式典とは、福田首相と胡錦涛主席の間で勝手にきめた日中青少年友好交流年の開幕式のため、とか。三月十五日には北京の人民大学で胡錦涛主席参加で中国側の除幕式が行われている。中国では在北京日本人が招かれたので、今回も在日中国人が集結するのだろう。しかし、一年も三分の一がすぎてから除幕式って、形式的にいってもヘン。また、北京には胡錦涛主席のみで福田首相は参加しなかったのだから、日本の人民大学(早稲田)でやる際にも、福田首相一人でやれ。なんでわざわざ来させるかな。

 学問の場の静謐が乱される。

 早稲田の学生さんの中から、大隈講堂前でフリーチベット運動をやるという動きがでてきた。学生さんたちが大学当局に聞いたところ「授業中なので拡声器などを用いなければ、表現の自由があるので、処分はない」との回答を得たとのこと。彼らの志はよく、主張も正しいけど、彼らが怪我をしたり、不愉快な思いをしたりするのではないかと心配だ。
 非暴力運動者は“正しさ”によって、神様からの加護を受け、形而上学的・倫理的な意味では守られているんだけど、肉体的な意味では無防備だからね。

 そもそも、非暴力運動とは目の前で怒り狂っている人の暴力に身を任せて、マスコミを通して世界中の良識に訴えるところにあるので、よほど根性座って意志の力のある人でないと、なかなかに貫徹することは難しい。だって正しいのに、殴られたり、暴言あびせられたり、せにゃならんのである。
 
 長野のチベット支援者たちに、詰め寄った中国人たちは「〔チベットは中国の支配下で幸せだからお前たちは〕嘘つき」「チベットに行ったこともないくせに」と一方的にののしってきたそうだが、日本人支援者たちはみなチベットに行ったことがあり、チベット人の知り合いがおり、よくチベットを知っているばかりであった。むしろ、中国人たちの方が一度もチベットに行ったことがなく、報道管制によってチベット史もまったく知らず、客観的にいって、チベットのことを何も知らない人たちであった。

 あそこにいた中国人はただただ「自分の感情・メンツを傷つけられた」ことを動機に怒り狂っているのである。話がかみあうわけがない。

  そこで、長野でチベットサポーターは、善光寺の本堂内で中国人・チベット人双方の犠牲者を悼む法要を静かに行った。これによって、問題がチベット人対中国人の間にあるのではなく、人間対人間を抑圧する体制にあることを示したのである。

 とりあえず学生課に「デモに参加する学生はフツーの学生。彼らの身の安全をまもってこそ民主主義国家のあかし」と頼む。ここを見ている学生さん、明日警察・大学・留学生はみなそれぞれの事情の下で動くと思うけど、慈悲をもって彼らを見てやってください。
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COMMENT

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Susumu | URL | 2008/05/07(水) 14:48 [EDIT]
インコ友さん

 国家機関、教育機関、大会社、さらにそれらに隷属する小組織などは、すべてといってもいいかうらい、何が正しいのかということでなく何がその組織機関にとって短期的に有利であるかを中心として運営され、またそういうように考え行動する人が有能であるとしてもてはやされます。
 中国政府にしても、日本政府にしても、フランス政府にしても、インド政府にしても、そして早稲田大学にしてもそうなんです。

 僕にはすでに、日本政府にも、早稲田大学にも何も期待はしません。だって、50年間、高額な税金や保険料を給料から一方的に差っぴかれ続けた結果(最後には毎月の給料の40%以上がひかれていました)、やっと年金をもらえるようになったら、悪名高い後期老年者保険というのが出来て、健康保険料が引き上げられ、年金から差っぴかれ(いまだに税金も年金からいやおうなしに差っぴかれています)、となれば誰が政府を信じるものですか。その間、僕よりはるかお金持ちの人たちで、ほとんど税金を払わずにごまかして生きてきた人たちが大勢いるのですよ。

 僕が40年近く心身を捧げて、勤務してきた早稲田大学でさえ、給料から差っ引かれていた年金を、やっともらえるようになったとたんに、勝手に減額をするのですから。それも大学が本当に苦しいのなら、納得します。でもエスカレータが出来、まだ使える建物を建て直し、朝など構内中に空き教室がゴロゴロあるのに、新しい教室をドンドン増やしているのです。先生方の研究室と称する部屋でも、理科系以外ほとんどはほぼ何時見ても空室状態です。あの高価な土地に建つ高価なビルにそういう空間が沢山あるのなんて信じられません。

  日本政府も早稲田大学も同じ穴の狢です。世の中が不景気になって、建築業界の受注が減りだすと、早稲田大学の中でビル建設工事が始めるのを僕は長年見てきました。

  僕はこういった組織に期待をすることは諦めています。でも僕個人の意志や行動は必ずしもそうじゃありません。インコ友さんと僕とにはこのチベット問題を初めとして、いくつかの問題について同じ考えがあります。そして、世の中に少しでも何が本当に正しいのかをきちんと考え、世界を鋭い目で眺めることの出来るインコ友さんのような人たちが少しでも増えることだけは今でも期待し続けています。

 インコ友さん、頑張ってください。
● 胡の野郎を
非鉄血宰相 | URL | 2008/05/07(水) 21:14 [EDIT]
センセ、あの私の歓迎のやり方で是非是非歓迎したっとくれやす。それにしても、国家の要請で断れなかったとは、在野精神が泣きますね
● 明日
かるる | URL | 2008/05/07(水) 21:31 [EDIT]
ひさびさに大隈講堂にお邪魔します♪

カルマ | URL | 2008/05/08(木) 09:20 [EDIT]
先生、お腹立ちりかいできますが、それも、こまります。
戦時中の日本と同じで、何か言うと、買国奴あつかいされるから、こわかったんでしょう。
中には、さわげるなら、何でもいいやてきのりのもいたかもしれませんが、・・・・・。
本土のほうは、言論統制による、サイト封鎖がつづいているようで、あいかわらず、日本の2やんのチベットの書き込みあれてます。
彼らは、太鼓持ちさせられてるだけです。
ほんとうは、もっと、自由にモノが言えるといいんですけどね。
(乱筆で、すみません。)
● 無事終了したのでしょうか
モモ@大東 | URL | 2008/05/08(木) 12:11 [EDIT]
それでも学生の中にまだフリーチベットを叫ぼうという
志を持った学生さんがいるというのは救いがありますね。
彼らに怪我人がでないことを祈ります。
● 中国人留学生について
カルマ | URL | 2008/05/08(木) 14:40 [EDIT]
げい下のサイトにアメリカの大学で、仲裁に入って、政治犯にされて、弾圧されている中国人留学生の記事がUPしてました。
ぜひ一度、見に行ってください。
早く自由にものがいえる国になるといいですね。
● フリーチャイナ!
カルマ | URL | 2008/05/08(木) 18:45 [EDIT]
>モモ@さん
あれねぇ、「フリーチャイナ」って、叫ぶと、襲ってこないそうですよ。
(@うらるんたさんから伝言です。ぜひ、おためしあれ。)

じゃしらも | URL | 2008/05/09(金) 01:25 [EDIT]
>問題がチベット人対中国人の間にあるのではなく、人間対人間を抑圧する体制にあることを示したのである。

本当にそう思います。
私は現地に住んでいるんですが、さっきもチベット族学生と漢族学生が大喧嘩になって、とてもつらかったです。どちらも日ごろはやさしい学生なんですが、ちょっと仏教の解釈が違っただけで、チベット族の学生が漢族の学生に「漢族にチベット仏教がわかるわけがない!」とひどく言って、大喧嘩に…。でも、その漢族の学生はチベット仏教を一生懸命勉強していて、私が貸した先生の『50章』も読破するほど、チベットを知りたいと思っている学生なんですが…。
さらに、その後、別の学生が外でひどい殴り合いを始めて怖かったです…。真っ暗で誰かもわかりませんでしたが、学生たちの声がしたので、学生のうちの誰かのようでした。私はどうしていいかわからず、「どうしたんですか?!」と何度も叫んでいたら、静かになりました。こんな状況、つらいです。
本当にどうしたらいいのかわかりません。
最近は『Imagine』ばかり聞いてます。

学生たちの苦しみは私には想像もつかないものなのでしょうが、
「思いやり」の心、忘れないでほしいです。
私も忘れないようにしなければ、と思いました。

カルマ | URL | 2008/05/09(金) 11:04 [EDIT]
>じゃしらもさん 早稲田のみなさんまへ

お気持ちお察し申し上げます。
漢人、完全に、日本の戦時中の言論統制による、洗脳状態で、カムパァの意見聞いてくれません。
ギャワ・リンポチェに洗脳された人種の意見聞くのもさわるのも、いやなんでしょう。
げい下の記者会見を、聞くまでも無く、結果は、芳しくないと思う。
それでも、げい下は、「成果はあった。」と、こたえるとおもう。
そう答えないと、今度、会談をする機会すらかききえてしまうから。
受身側に立つのは、とても辛いです。
が、暴力に今まで耐えてきたのです。
誰かが、暴力を行使すれば、今までの苦労が、すべて、かき消えて泡の露となってしまいます。
辛いと思いますが、どうかよろしくおねがいいたします。
● 昨日の大隈講堂前は・・
とうか | URL | 2008/05/09(金) 11:29 [EDIT]
どうなるかと固唾を呑んでおりました。
こちらで皆様もおっしゃっているように 永遠に達成されないかのように思われる人間社会の正義というものを前にして それでも発言し行動を起こしていく人々がいるということ、それが多くの悲惨な歴史を越えて 人が生きていける一筋の希望となっていると思いました。憤懣やるかたないコト蔓延のわが国ではありますが またレベルの違う 基本的な人権を尊重されていない多くの人々を想い なにかしらに 祈るばかりです。(うーーーン あとは些少なりと寄付させていただくくらい???)

シラユキ | URL | 2008/05/10(土) 00:40 [EDIT]
>susumu先生
ありがとうございます。先生にそう言っていただけるととても励みになります。わたしもっと社会がどういうものか、遅ればせながら分かってきました。知恵熱でそうです。

>鉄血宰相くん
まさに、在野の精神の死滅。早稲田の伝統、地に墜ちる。

>かるるさん
これまたレス遅くてすいません。来てくださってありがとうございます。

>かるまさん
留学生は今回おとなしかったですよ。でも、デモが終わるまではやっぱり不安でした。老婆心ですね。

>モモさん
けが人一人も出ませんでした。よかった~。

>じゃしらもさん
漢人とチベット人がささいなことで喧嘩するって、状況が殺気立っている証拠ですよね。わたしもでるだけ学内にそんな雰囲気をもちこみたくないと思ったのですが、それも過保護なあるいはおせっかいなような気もして、ぶっちゃけ揺れました。

>とうかさん
分かります。フリー・チベット運動は高潔であるものの、半世紀中国のゴリ押しに押されっぱなしですものね。たぶんこれ修行なんですよ。よくわんかないけど(笑)。

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