白雪姫と七人の小坊主達
なまあたたかいフリチベ日記
DATE: 2006/03/16(木)   CATEGORY: 未分類
私をウルカに連れてって
昼、某駅前のカフェにおいて、JTBの担当者の方とお会いする。じつは、何か早稲田のエクステンションセンターが、早稲田の先生をつかってJTBと提携して、スタディ・ツァーをやっちゃおうみたいな企画をたてており、それにいつのまにか乗せられてしまったのである(担当の女の子が可愛かったので断れなかった)。

世の中の方は、大学の先生は人のお金で旅行して、生徒までひきいて、さぞや気持ちのいいものであろうなとか思ってらっしゃるだろうが(え? 思ってない?)、じぇんじぇんそんなことはない。

当然のことながら、研究も調査もするなら一人の方が身軽。それに観光客ウケするところと研究者ウケするところはじぇんじぇん違うのである。

チベット旅行のハイライトといえば、古代チベット王朝のハイライト、ヤルルン渓谷にたつ、ユンブラカン宮とか、タンドゥク寺、そしてチベットの都ラサにたつ世界遺産のポタラ宮とトゥルナン寺とくるわけで、当然、センターもJTBさんもそこに行けということになるわけだが、
私はそのようなメジャーどころには興味ない。

そういえば私は毎年のように北京にいくが、あのちょー有名な万里の長城に一度もいったことない。時間があれば、北京市内のチベット寺か本やを回っている。

私が今チベットで一番行きたいのは、ダライラマ二世の開いた聖地、ラモイラツォ(女神の湖)とそのほとりにたつチューコルゲル寺。この湖は歴代ダライラマにゆかりの地をうつしだすという神秘の湖。

また、今ちょうどその伝記を翻訳しているツォンカパという聖者が、神秘体験をえたウルカのオデグンゲル山のふもとの聖地にもいきたい。

あとね、これまたツォンカパ四大事績の一つニェルのルンラのあったニェルの地。

「ここいってくれるんじゃなきゃ、ツァーやんない」とごねまくったのに、第一候補は「道が悪くて、ランクルに分乗するとコストがかかる。それに、時間がかかるので有効な日程がくめない」と遠回しに却下された。

また、コストだよ。

学者はコストなんかしったこっちゃないんだよ。こういう人を相手にするわけだから、担当者も大変である。

とにかく、ウルカくらいはいく。ウルカに行けるまではごねてやるううううう。

それに、前にスタディツァーやった時に、どこが一番印象に残りました?と、生徒さんの一人に聞いてみた。豪華なボタラ宮か、それともラサの大聖堂のトゥルナン寺かと思いきや、「チベット古代王朝の祖ソンツェンガムポ王の墓だ」と答えた。

この場所は私がごねてつけくわえた地で、ランドクルーザーに分乗してヤルルン渓谷をさかのぼってつく場所で、たどりつくと古代の碑文と古墳が麦畑の中にたっていた。ドハデな寺院はいくつも見ているうちにどれがどれだかわからなくなるが、確かに、あの深閑とした墓所は印象的だった。

だから、何もないとこでも意外とお客さんには受けるんですよ。
誰かがいってたけど「廃墟を見る目は歴史を見る目」なのだ。人々は廃墟にこそロマンをみる。
ウルカたぶん何もない。けど行きたい。担当者の方このブログよんでたら、

「私をウルカにつれてって」(それ以前にこの旅行成立するのか?)
[ TB*0 | CO*0 ] page top

COMMENT

 管理者にだけ表示を許可する

TRACK BACK
TB*URL
Copyright © 白雪姫と七人の小坊主達. all rights reserved. ページの先頭へ