白雪姫と七人の小坊主達
なまあたたかいフリチベ日記
DATE: 2008/09/05(金)   CATEGORY: 未分類
絢爛豪華なチベット史おひとついかが?
日曜日、元ゼミ生同士の結婚式があった。
わがゼミ初のゼミ内結婚である。ぱんぱかぱーん♪
結婚式には何度か参加したが、「新郎の関係者ですか、新婦の関係者ですか」と聞かれて

「両方」

と答えたのは初めて。
久しぶりにあうゼミ生たちは、みな社会人の顔になっている。

元ゼミ生A「先生が着てる衣装知ってます。それベトナムの民族衣装でしょう?」
私「うん、そうそう」
元ゼミ生A「シオサイですよね!」
私「アオザイじゃ!

元ゼミ生B「センセー、オリンピックの間どうしてました」
私「決まってるだろ、ガン無視だ!」
元ゼミ生B「相変わらず、ボージャクブジンですね」

というような、心温まる会話を交わしながら(笑)、みなで二人の前途を祝福する。

本当にこの代のゼミ生はみな仲が良かった。
ペイフォワードな子供たちだった。
チベットの神仏よ、彼らに幸せを賜いたまえ。

さて、義を見てせざるは勇なきなり、
東急セミナーさんで公開講座を引き受けることにいたしました。

シラユキ 秋の公開講座(全六回)

テーマ チベット仏教世界の歴史的展開
期日 2008年10月18日~3月21日(全六回)
場所 東急セミナーBE渋谷(渋谷東急プラザ内)
お問い合せ先 東急セミナーBE ここクリック 03-3477-6277



今回はチベット史をその文化の解説とともに講義しまーす。

今、チベットは中国に併合されているため、中国ではその歴史を語ることはタブーとなっている。国民によけいなチエをつけて、不測の事態を起こしたくないからでしょう。
 チベット史なんて、できれば、なかったことにしてしまいたいイキオイです。

で、一般の漢人は三歳の赤子でも日本軍の中国侵略を知っているのに、なぜか自国の行ったチベット侵略について知るものは少なく、千数百年の仏教国家としてのチベット史にいたっては「誰もしらない」。

 で、漢人は真顔で「チベットは太古の昔より中国の一部でしょ」「チベットって国なの?」という有様です。

で、海外にでて言論の自由を得たチベット人が何を言っても、いかんせん絶滅危惧種。対する中国は13億人。どんな間違ったことでも、13億人が百年言い続けたら黒が白になるかもれしないイヤ~な予感。

でも、考えてみたらこれは誰にでもある宿痾。

ほとんどの人は自分の「常識」とやらを「みんなが言うから~だろう」くらいのいい加減さで形成している。
少数のチベット人+少数の研究者 VS 13億人が世論を形成したら、「常識」なるものがどっちに傾くかは火を見るより明らか。

 私が「チベット史はカクカクシカジカだ」と説いたら、「亡命政府の言い分と同じですね」と切って捨てた人がいた。わたしは研究者である。私の発言は史料に基づいて研究した結果のものであり、「亡命政府がこういった」なんて単純な理由で語っているのではない。

 「アンタのいうことは結局誰それのいっていることをそのまま言ってるんでしょ」とか言う人に限って、根拠のないまま、どこかの誰かの言い分をそのまま口うつしで信じていたりするから始末におえない。

 というわけで、知らなけりゃ黙ってればいいのに、何か言わないとまずいと思う人たちが無自覚に発する「なんちゃってチベット史」を聞くのはもう疲れたので、今回のテーマ設定となりました。

 他では聞けない、絢爛豪華な麗しのチベット文化史があなたを待っていることでしょう。

 チベットについて現在・未来に語る可能性のある人は、すべて聞いてもらいたいんだけどまあこないでしょうね。でも、誰も聞きにこなくても、私はやります。

 このささやかな努力によって、少しでもチベットに関する正しい理解が世の中に根付くことを願って。
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● 管理人のみ閲覧できます
| | 2008/09/05(金) 12:51 [EDIT]
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● 管理人のみ閲覧できます
| | 2008/09/05(金) 13:53 [EDIT]
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● 先生の講座
cuki | URL | 2008/09/05(金) 15:48 [EDIT]
行ける方が非常に羨ましいです。
前回ラムリムの講義をされていた時も行きたくて仕方ありませんでした。
3年前であれば東横沿線でロケーションばっちりだったのですが。
いつの日か、お話を伺えるのを楽しみにしておりますので、ぜひぜひ、長ーく続けて下さい。

カルマ♪♪ | URL | 2008/09/05(金) 18:06 [EDIT]
先生の講演に見にいける方は、幸いです。
「人の不幸・幸福は、他者を思いやる心が、在るか無いかの違いです。」
って、ギャワ・リンポチェさまも、おっしゃってた。(気が致します。)

他者がどう思うかではなく、他者のココロにどれだけの幸福があるか、何が、幸福なのかは、確かに、人それぞれかもしれません。
が、優しくするということは、弱い方々へのみかたであるだけではなく、どれだけの人に、やさしく出来るかだと思います。
少数民族であると、イウだけで、彼等の言葉や、文化を切り捨てていいはずがありません。
(こころから、応援、致します。)

「ナゴヤどまんなかまつり」は、毎年、8月末の土日に開かれる(金曜日の夜は前夜祭。)、栄の周辺で、なるこを持っておどる、大会みたいなものです。
● 応援してます。
LALA@FreeTibet | URL | 2008/09/05(金) 18:55 [EDIT]
凄いセミナーですね。
場所も良いし、たくさん人が来ます様に。
チベット文化を知るにはうってつけの機会、若い人にたくさん聞いてもらいたいです。
確かに、中国は大国です。が、しかし、欧米の知識人、芸能人等は、ほとんどがチベットの味方のはずです。
日本が少し、異常なんだと思います。
チベット問題に関してはですが。
私は、強いものに巻かれろという考えが大嫌いです。
苛められた時に誰も味方についてくれなかった、凄く悔しかった。
私はずっとチベットの味方です。

● たった今、ついに、、申し込ませていただきました。
遊牧民 | URL | 2008/09/05(金) 21:25 [EDIT]
思えば、漠然と、本当に漠然と、チベットとの「縁」を静かに感じながら生きてきたうん十年。

「やっぱここらで一回きっちりさせとかなアカン。
「しかも「今年」こそ、、その年なんちゃうんっ?!」
「しかも講師は本棚に並んでる何冊かの本の著者やないかいっ!」

と急に熱く燃え上がった私の心(はあと)。

3月以来、職場の若いもん達に少しずつチベットを語り始めておるとこなので、
ここらで、「絢爛豪華な麗しのチベット文化史」を
熱く広めてみたいと思う次第でござる。よろしくお願い致しまする。

コンク | URL | 2008/09/06(土) 00:06 [EDIT]
シオサイ!!w

歴史は勝者によって書き残されるということを
最近ちょびっとだけ歴史を勉強して思いました。
エジプトでは恨みで歴史から先王の名前が削り取られ
日本の記録書からも事実と思われる部分が書き換えられているようでした。
チベットもそうなっては欲しくありません。
多数決で善悪が決まるなんて
あってはならぬことだと思います。
● 楽しみにしています
lunta | URL | 2008/09/06(土) 13:31 [EDIT]
継続先割りで申し込ませていただきました。
今回は今までの中でも一番興味のあるテーマ(今までのももちろんおもしろかったですけど)。チベットだけでなく、その周辺の文化圏に興味があるので、伝播の仕方が知りたいのです。
10月が待ち遠しいです。

jiro.siwaku | URL | 2008/09/06(土) 20:27 [EDIT]
講演の模様をビデオで撮影し,
インターネットにアップしたり,
DVDに焼いて販売することで得た収益を
チベットの心を持っている在日チベット人の
生活や自由チベット活動に寄付できたら,
どんなに良いことか,と私は思います。

りんか | URL | 2008/09/07(日) 21:39 [EDIT]
さっそく申し込ませていただきました。

勉強するなんて、いったい何年ぶりでしょう(笑)。
新しいノートを買おうかな、あっ、消しゴムも持ってないなあ、とテンパってます。

講座が始まれば内容でテンパることになるでしょう。
今からとても楽しみにしております。
● 投稿がちょっとメンドくなります(すいません)
しらゆき | URL | 2008/09/09(火) 23:42 [EDIT]
いつも投稿してくださっているみなさんへ

スパムを防止するため、コメントを投稿する際に数字四語の入力をするような設定としました。コメント投稿の際に下にでてくる数字を意味する言葉を、アラビア数字四語に変換して入力をすることになります。一手間増えてごめんなさい。
エロスパム防止にご協力を。

>ゆずさん
それは認めたくないのだと思いますよ。だからどんな情報を聴いても聴かなかったことにしたい。人間一度手に入れたものは失いたくないものです。

>モモさん
その先生の認識もスゴイですね。まあでも日本は島国ですから、民族問題とかいってもピンとこない人が多いのも仕方ないのかもしれません。

>cukiさん
ありがとうございます。ニューヨークにもたくさんチベット関係のセミナーあると思いますので、Tibet Houseのイベントとかチェックしてみてください。

>カルマさん
情けは人のためならず、の言葉の通り、他者に情けをかけることは、ひいては自分が救われることなんですよねー。

>Lalaさん
日本もいろいろ事情があるんですよ。一言でいうとあの国(距離が)近すぎるんですよ。それに正論いったからといったからどうなるという相手でもないし、そうなると日本人のとる立場は、有名ホテルのコンシェルジェみたいに「どんなお客様でも笑顔でお迎えするのがプロ」とかいう立ち位置になっちゃうんですよね。


>遊牧民さん
ありがとうございます。お会いできるのを楽しみにしています。私よりはるかにいろいろなところを旅されているようなので、いつかお話を聞かせてください。

>コンクさん
いやじっさい、歴史は多数決ですよ。でも、近代に入ってからは「そりゃいかん」となつたわけですが、いかんせん、学問の自由自体がある国の方が珍しいわけで・・・。日本はホントいい国だと思います。

>luntaさん
ありがとうございます。いつもブログ拝見しております。ブルーポピーのお写真きれいですねえ。今少年キムを読みなおしていて、インド領内のチベット文化圏にまたいきたいなあと思っていたところなので、堪能しました。

>jiroさん
アーティストだったりしたら、SONG FOR TIBETとかでアルバム作って、参加型のチャリティーがでるんだけど、学習DVDってそもそも「売れるのか」というギモンが先にたつ・・・・


>りんかさん
ありがとうございます。私、絶対生徒さん眠らせません。与太話もたくさん仕込んでおきますので、よろしくお願いします。

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