白雪姫と七人の小坊主達
なまあたたかいフリチベ日記
DATE: 2008/09/14(日)   CATEGORY: 未分類
中国雲南からの生徒(笑)付推薦図書
秋の公開講座に来てくださる方の住所でもっとも遠い方はなんと、

中国の雲南

これを中華人民共和国の雲南省だと思ってしまい、毎月雲南から通うのか?と思ったアナタは真性チベサポ

じつは中国地方の島根県の雲南市なんだけど、それでもすごいよね。

自分、この講座を引き受けた時の動機が、

「教室がうちから近いから、まっいっか」

ということだったことを思うと、お恥ずかしい次第。
まじめにおつとめしないと。

で、昨日、七月の終わりにチベット人から話を聞いた人にあった。
その人によると、世界のチベサポはあの四川大地震のあと、世間が中国に同情的になって、チベット問題に対する追求を弱めたといってるけど、中国国内のチベット人はあの地震のあと、中国人のチベット人に対するイジメが弱まってラクになったと思っているとのこと。三月のチベット人蜂起のあと、「せっかくオリンピックに向けてもりあがっている気分をチベット人のせいで台無しにされた」と怒る漢人によって(ただの逆ギレなんだけと゜)、漢人にまじりあって住むチベット人ははりのムシロにいたそう。

 職場を解雇されたり、チベット人だと分かるとホテルにとめてもらえなかったり、白眼視。それが四川大地震で漢人の注意がそれて少しラクになったとのこと。

 で、あの封鎖されたラサに蜂起後、はじめてマスコミをいれた3月26日、その前日までラサのいたるところにあった軍隊と軍人が一夜にして消え、その変わりに、チベット人の民族衣装をきた漢人が、わざとらしく数珠もって巡礼路を回り出したのだという。特派員の目ならごまかせるだろうが、チベット人は彼らの数珠の持ち方みて一目でチベット人でないことがわかったという。

オリンピックの開会式で漢人の子供に民族衣装きせて、民族間の団結を偽装するくらいだから、それくらいやるかもな~。

中国は建国初期、社会主義政権下の貧しい現実を糊途して、豊かな社会主義を演出するために、エキストラまで準備しての露天劇場をみせて、対外メディアをだまくらかしていたのだが、21世紀にもなってこのお家芸の復活か。みっともないのう。
 
 三月のチベット蜂起以後、雨後の竹の子のようにチベット本がでてますが、読みやすくまた、内容がしっかりしている二冊をご紹介。

 一冊目はご存じ長田幸康くんの『知識ゼロからのダライ・ラマ入門』(幻冬舎)。

 よくまとまっていて、短時間によめるダライ・ラマ入門です。

第一章「ダライ・ラマが訪問した国は60以上にのぼる。今やダライ・ラマを声高に非難しているのは、中国の指導者だけという状態なのだ。」というのは、「そりゃそーだ」と納得のフレーズ。日本政府のダライラマ法王に対する姿勢が、及び腰なことを考えると、恥ずかしい限りである(笑)。

 もう一冊は西田蔵之助(明らかに仮名 笑)さんの『レイプ・オプ・チベット』(晋遊舎ブラック新書)。

このエグいタイトルの由来は某ペマ氏とかがよく用いるチベット人と中国との関係を表すたとえ話にたぶん基づいている。その喩え話とは、

 他人の家に押し入って、金目のものはすべて奪い、女を見つけたらレ●プして最後にこう言う。
 「キ×チよかっただろ? 俺の嫁になれ」
そして、家に勝手に住み着いて、役所に婚姻届けを出して表向きは立派な式を挙げる。しかし、翌日からは掌を返したように女を監禁し、暴力を振るう。そしてこう言う。「養ってやってるんだから、昔のことは全て忘れて感謝しろ。お前はもともと俺のものだったんだ。


 で、内容は1950年以後の中国がチベットに対して行ってきたことについて、感情にナガされず淡々とまとめてある。で、一番わたしが印象に残ったのは、最終章に引用された難民二世のチベット人の言葉。

 「中国人って子供みたいだ」2008年4月、長野での北京五輪聖火リレーを巡る「攻防」に参加したチベット人が言っていた。「お母さんがずっと護ってくれると信じている。お母さんの言ったことは絶対だと信じている。家から外に出て、他の人に何を言われても認めようとしないで、泣くか怒るか、極端な反応しかできない。本当は怖がっているのだと思う。赤い旗以外の旗もあるということを、何歳になったら知るんだろう」「お母さん」とはもちろん母国、中国をたとえたものだ。彼はインドで生まれ育った難民二世なので、生身の中国人とはほとんど話したことがなかった。今回のチベット動乱をきっかけに、日本に住む中国人と話す機会が増えた。そして彼らの「幼さ」に驚いたという。・・・たしかに、そうかもしれない。私の意見では、それに加えてチベット人が「オトナ」すぎるのだと思う。これはチベット人の小学生あたりと少し話してみると、よくわかる。
 幼い頃からダライ・ラマの話を聞かされながら育つせいか、いつも自分の幸せより相手の幸せを考えている。子供でも、相手に何かをして喜んでもらおうとする。過去の辛いことはすぐに忘れ、いつも新しい現実の中で前向きに生きている。


 およよよよよ・・・(涙)。 
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COMMENT

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● 雲南よりも遠いかも・・・
いのり | URL | 2008/09/14(日) 15:40 [EDIT]
はじめまして。いつも楽しみに拝見しております。
私も渋谷の講座、受講させていただきます!
私は都内在住ですが、束縛夫のご機嫌をとりつつ、石濱先生のセミナーの日だけは何としても渋谷にたどり着こうと、思案中です。
心から楽しみにしています!
FREE TIBET!
FREE 私!
● 真性チベサポでしたか
LALA@FreeTibet | URL | 2008/09/15(月) 09:25 [EDIT]
実は、タイトルを見て雲南省から来るのかと本気で思ったチベサポです。
チベット人を苛める中国人に対しては、普段本気で怒ってましたが、それを考えさせられるチベット人の思想のなんと深いとこか。
彼らは、私よりはるかに人を見る視点が的確で暖かい。
長田氏の本は、最近買いmixiの自分のページでも紹介してます。
本当に読みやすく面白いです。
もっとチベットに対する関心が高まりますように。
● なるほど!
cuki | URL | 2008/09/15(月) 12:32 [EDIT]
二世の人の言葉、鱗が目から落ちます。
子供なんですね。人の振り見て直さないと、ですね。
アメリカにいるチベットの若い世代はまた違うかもしれないです。
チベタンラップwpこの間初めて聞きました。
結構、合ってた所が驚きです。
メッセージはもちろんFree Tibet!です。
● 雲南市から行けるのならば
モモ@大東 | URL | 2008/09/16(火) 11:37 [EDIT]
頑張れば私も行けるのでしょうけど、
あいにく先立つものがなくて・・・( iдi )
講座を録音してテープおこしすることは可能なのでしょうか。
それならば私も参加できるかも。
チベット人が大人すぎるというのは理解できます。
いわゆる世間が先進国といわれている人たちでも
科学で武装して心の闇を封印して無理してワーカホリックになり、
生活に格差が生じる世界で生きているのに、
チベットの人たちは精神的に完結しているから、
必要以上の物質や癒しを求めたりしないで生きていける。
中国はまだ「あれも欲しい、これも欲しい」といっている
子供そのもの。成長するのにどれほどの時間がかかることか。
育っても結局電飾でデコレーションされた先進国の二の舞。
いつになったら負のサイクルから解き放たれるのか。
オカメインコたちに人間がどう見えているか
心の声を聞いてみたいものです。
● 大人というか子供というか
遊牧民 | URL | 2008/09/16(火) 20:32 [EDIT]
「想像力の欠如」やないかと思います。
豊かな精神世界を持つ者と持たない(持てない)人たち。

ま、想像力の欠如ということから言えば「子供以下」かもですな、
あの国の人たち。。(泣笑)

あの国にいた頃、まったく普通のおしゃべりが、
涙目になるくらいかみ合わなかった、という思い出多数。

せめてこれからの若い世代がジャパンアニメにでも精神汚染されて
この際妄想でもなんでもいいから(苦笑)、、
精神世界なるものを持つにいたってくれるといいなーと思います。

気になるのは、最近は周りにもこういう輩が増えてるような気がすることでござるよ。

雲南市って最近の合併で出来た市ですよね。
「すげぇ~中国の雲南だってよー!住みてぇ~」って新聞見ながら
家で盛り上がったこと思い出しました。白族の衣装とか着てこられたら超ウケますな~。




ゆず | URL | 2008/09/17(水) 03:03 [EDIT]
2週間ほど前ニュースで韓国の小学校の授業風景を取材していました。韓国では幼稚園の時から独島(竹島)は 韓国領だと徹底的に教えられ、そのせいか最近の韓国では対馬も韓国領!?だとか朝鮮戦争は日本が起こした?!ということが本気で言われているそうです。小さい時に受けた教育ってホント恐ろしいと改めて思います。そんな教育を受けてきた中国や韓国の子達は将来どうなるのでしょうか。って小学校の卒業式で日の丸掲げて、君が代歌うだけで問題になる国の人間に愛国だの領土問題だの言われても、ほとんどの日本人はピンときませんが。

ネタです | URL | 2008/09/17(水) 22:11 [EDIT]
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       ,:"  , '  ....::::::::,ヽ== '^ヽ、:::::::... ',       。                 ,

中国人・・・あなたは何をおびえてるの?まるでおびえたキツネリスみたい・・・

カルマ♪♪ | URL | 2008/09/18(木) 13:28 [EDIT]
>ゆずさん
愛国心や、宗教について、学校の授業で扱うだけで、日本では、犯罪になる。
そこまでならなくても、PTAで、問題になります。

何時からでしょうか。
日本の学校で、教える内容が、進学進学で、それ以外の事を教えなくなったのは。
学校によっては、落ちこぼれた子供への差別が当たり前のように、未だに、横行している。
うちの子が通う学校は、勉強が苦手な子ばかりが通ってくるので、そういうのはありませんが、・・・・。
先生に進められたわけではないでしょうが、短大へ行く目的は、介護士の資格のようです。

なごやで、8月末に、鳴子を持って踊る祭りは、「にほんどまんなか祭り」でした。すみません。

しらゆき | URL | 2008/09/18(木) 14:20 [EDIT]
>いのりさん
うちのダンナは「好きなとこいっといでー、ごろうちゃんは見ててあげるから」というような人なので、感謝しなければいけないのかもしれません。一緒にいるのも何かの縁。愛情をもってしかし一貫した姿勢をみせて振り回されないようにしているうちに、少しは変わってくれるかも。

>LALAさん
確実にこの五十年間、知名度は上がっています。チベサポか高潔であれば、運動は続きます。がんばりましょう。

>cukiさん
子供の頃からTCVで育つチベット、アメリカとかで二世になっているチベット人、本土で成人してからインドに逃げてきたチベット人、などチベット人も様々です。人類学の人とかよくチベット人のアイデンティティを研究していますよ。

>モモさん
人というのは何もしなければ基本、本人に悪意のあるなし関係なしに関わらず、愚かなんですよ。自分が不幸と思うもののほとんどは自分が作り出したものですしね。おかめいんこは菩薩のようで、どんな愚かな人間に対しても等しく愛をそそいでくれる神ですよ。

>遊牧民さん
そうですねー、精神性とか情緒とかは、貧困の中では育たないし、さりとて単純に経済がのびればつくものでもなく、先進国の特権ですよ。アシタのゴハン以外のこと考えて生きられるのは。

>ゆずさん
たかだか数十年前に発足した政権が、それ以前すべての歴史をその時の国益の都合のいいように解釈して、それを当代の国民に教え込むという、歴史を学問ではなく政治の道具として使う、あのやり方は歴史学の敵ですね。

>ネタさん
ナウシカですか(笑)。キツネリスならかわいいし指かまれるくらいだけど、あの人たち、日本系百貨店に投石とかするからなー。

>カルマさん
突然ですが昔名古屋の駅前に「大名古屋ビルヂング」という建物がありまして、「ビルヂング」もさることながら、自称で「大」をつけるのはいかがなものかと思いました。

カルマ♪♪ | URL | 2008/09/19(金) 16:42 [EDIT]
せんせい、いまも、名古屋駅前に、まだあります。
大名古屋ビルヂング。
老朽化が、気になりなり、ちかじか、取り壊されるそうですが、噂だけで、何時、取り壊されるのかまでは、・・・・・・。
名鉄本社ビルも、近鉄の建物もいいとこ、同じくらいの築年数なので、取り壊されれば、中日新聞で話題になるはずですよ。

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