白雪姫と七人の小坊主達
なまあたたかいフリチベ日記
DATE: 2008/12/10(水)   CATEGORY: 未分類
三代にわたる蜂起
 ここ数日、ごろうちゃんは明るくなると雄鳥のようにおたけび続ける。カゴからおでましいただくと、すぐに私の頭上に飛んでとまって、ふたたびおたけぶ。なぜ頭上かといえば、この家で自分が一番偉いことを確認するためである。確認しなくてもあなたが一番偉いですって。

 換羽もかるく始まって、縄張り意識も強くなっている。師走だ。
さて、こんなことします。↓


国際交流基金で専門家をおよびしてチベット文化のオムニバス講義
主催:ジャパンファウンデーション
日時:2009年1月14日から3月27日
   19時から20時30分 各講座週1回
会場:ジャパンファウンデーション JFICホール[さくら]
定員:各講座80名(先着順)
受講料金:各講座全10回分10,000円(税込み)

●講師
石濱 裕美子(早稲田大学教育・総合科学学術院教授)
幸島 司郎(京都大学野生動物研究センター教授)
小林 尚礼(写真家)
小川 康(チベット医学暦法大学医学研修生)
渡辺 一枝(作家)
ゲシェー・チャンパ・トンドゥプ師(デプン・ゴマン学堂)
  [通訳:野村 正次郎(文殊師利大乗仏教会)]
福田 洋一(大谷大学文学部教授)
平岡 宏一(清風学園専務理事)
田中 公明(東方研究会研究員)
長田 幸康(文筆家)

詳細、申込等は(→ここクリック!)



 この講座は外務省の外郭団体である国際交流基金の主宰どす。

 国交省の外郭団体が予算を使い切るために「みちぶしん」とかいうミュージカルやって「道路の必要性を人々に啓蒙する」とか言い訳してヒンシュクかってたけど、チベット文化ってすばらしい、みたいなこの講座は、税金使っても誰も文句言わないだろうな。担当者のご英断に拍手(て、実は発案者は異動されてもうここにいない。たぶん栄転だが、講座は大丈夫なんだろうか)。

 人格者を生産するのが国の主な産業というチベット文化を、次世代に継承することは人類の未来にとっても望ましいこと。とくに外務省の人とかに来て欲しいなあ。でも、こないだろうなあ。

  この一年、いろいろあったけど、チベットに関する巷の認識がずいぶん深まったことを肌で感じる。

最初三月に蜂起があった時、日本のマスコミは、中国のマスコミのいうことそのままに、チベット人やそのサポーターたちが何か危険なものであるかのように報道した。

 だけど、チベット・サポーターたちの節度ある行動をみたり、ダライラマ法王の五十年かわらぬ穏やかで知的な言動を聞くうちに、多くの人々がチベットのために涙し、そして怒ってくれ、次に、チベット人が怒っていないのを見ると、今度はチベット文化に興味をもってくれた。そして、チベット文化の価値を知れば知るほど、漢流にのみこませてはならない、と思ってくれた。

 1959年、ダライラマ14世をまもるために蜂起したチベット人たちの子供が
 1989年に再び蜂起し、そして北京オリンピックの
 2008年に孫の世代が蜂起した。

 絶滅危惧種の平和をたっとぶ民族が、三代にわたって絶望的な蜂起をしなければならない、そんな状況は本当に悲しむべきだ。


 この一年、チベット問題を報道してくれたマスコミの方、デモに参加してくれた方、講座に参加してくれた方、いろいろな形でチベットを応援してくれた方、すべての方たちにこれからも幸いあらんことを。

 「中国を怒らすからチベット問題なんかほっとけ」とか思ったすべての人々が、経済よりも政治よりも、人としてのあるべき道を尊重してくれんことを。

 チベット人の言葉も歴史も自分たちの国が何をしているのかも全く知らないのに、ダライラマに罵詈雑言をあびせ続けているどこかの国のネチズンたちも、来年は煩悩を鎮めて少しは正気にならんことを。

 すべての命あるものよ幸いたれ

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COMMENT

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PENBA YAKDU | URL | 2008/12/11(木) 01:10 [EDIT]
なんとも最強メンバーの講師陣ですね。
こんな贅沢な講義が開講されるとは
国際交流基金すばらしい。
でも毎週金曜日では行けません。
行ける方本当にうらやましい。

ゆず | URL | 2008/12/11(木) 22:42 [EDIT]
ヨーロッパの街が綺麗なのは第1次、第2次大戦で、歴史的な建造物などが徹底的に破壊されつくされたからだと聞きます。だから、自分達の文化をすごく大切にするし、保護意識も強い。日本は独特の伝統と文化があるのに、あまり大事にしようとしない。他国からの脅威が少なかったからでしょう。文化が消滅の危機に陥るなんて無かった。日本は豊かで平和になったけど、どんどん伝統や文化が薄れていく。チベットは中国に侵攻され、文革などで寺院も破壊尽くされているのに、必死で自分達の宗教や文化を守ろうとしている。インドでは13世紀にはイスラム勢力の侵攻・徹底的な破壊等により、仏教が消滅してしまいました。チベットも、世界中がこの現実に目を向けなければいけないと思います。

マーハー | URL | 2008/12/12(金) 00:04 [EDIT]
ごろうちゃん、ますますお元気ですね。

>「中国を怒らすからチベット問題なんかほっとけ」とか思ったすべての人々が、経済よりも政治よりも、人としてのあるべき道を尊重してくれんことを。

人があっての経済、政治。
メンツより道義、ですね。
● ごろうちゃんお元気そうで何より
モモ@大東 | URL | 2008/12/12(金) 23:31 [EDIT]
何にしてもチベット問題に関心を持つ人々が
少しでも増えたことが何より大事。
日本経済大変なことになってるけど、
そんな中でもチベットという国の存在を知り、
わずかでも関心をもつことになったのは良いことなのでしょう。
この運動が一過性のものではなく、
末永く息長く続きますように。

もうすぐクリスマス。
たとえ日本では資本主義の奴隷達の騒ぎに過ぎなくても
世界、一時的にでもクリスマス停戦があることを願います。

インコ先生 | URL | 2008/12/14(日) 18:56 [EDIT]
>Penba Yakdu
Penbaさんのご本名を知っていたら講師お願いしていたかも(笑)。

>ゆずさん
文化の多様性こそが人の未来を決定づけるわけですから、今みたいに世界中がはいきん主義とか、個人主義とかいう一色になっていくのはキケンな気がします。

>マーハーさん
そうそう、メンツにこだわるのって、それが人であれ、国家であれ、ロクなもんではないです。ようは「オレをたてろ」って言っているようなものですから。

>モモさん
今年のクリスマスは不景気なので、例年よりは、物質主義的ないやらしさは減じると思いますよ。ファイト!

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