白雪姫と七人の小坊主達
なまあたたかいフリチベ日記
DATE: 2009/10/08(木)   CATEGORY: 未分類
真実の光賞
王力雄さんとダライ・ラマ法王がワシントンで会見しました。そのニュースがパユル(チベットニュースサイトチベット語で「祖国」っていう意味よ)に出ましたが、全訳する時間がないので、例によって、ラフに訳します。正確にしりたいかたはソースはっときます。

http://www.phayul.com/news/article.aspx?id=25681&article=Chinese+writer+embraces+Dalai+Lama%2c+seeks+dialogue%3a+update

 昨年、国際人権デーにあわせて勇気ある中国の知識人308人が、中国に民主化と連邦制を実現することを訴える「零八憲章」を発表した。

 この憲章の呼びかけ人の一人である中国の作家王力雄さんが、アメリカに今いってて、人権賞を受賞するためにワシントンに滞在中のダライ・ラマ法王と会見した。

 王力雄さんはあのウーセルさんのご主人である。

 ウーセルさんといえばチベット人の有名な詩人で、父上が文革時代のチベットでとった写真を『殺劫』(この題名はチベット語で革命を意味するサージェは中国語だと殺劫と同音になるという皮肉をこめている 笑)という写真集にして夫君とともに発表された方であり、去年チベットが蜂起したあと、彼女のブログはチベット内部で起きている中国の弾圧を北京から告発し続けたため、全世界からアクセス殺到した。

 
 ま、このようなウーセルさんや王力雄さんにチベット・サポーターに贈られる最高の栄誉ある賞「真実の光」(The Light of Truth Award)賞をダライ・ラマが贈ろうというわけで会見とあいなったわけである。


 この賞、リチャード・ギアがチェアマンをつとめるチベット国際運動(International Campaign for Tibet)が、チベット問題を世界にむけて啓発した人に対してだすもので、過去、リチャード・ブラム、マーティン・スコセッシ、ツツ大主教とかそうそうたるメンバーが受賞しております。権威ある賞です。

 賞品はチベットのバターランプ(マルメ)一個だけど(笑)

 いいの象徴なんだから。


 で、ワシントンにいらっしゃるダライ・ラマの講演会場に王力雄さんもお見えになられてて、講演会後、ワシントンの中華料理屋さんでダライ・ラマと王さん二人は長い抱擁を交わした。で、王さんこういった。

王力雄「零八憲章にサインした人たちは中国政府は反中国と言いましたが、反対です。私は中国を愛しています。中国を愛することは政府を愛することではありません。あえて政府を批判することが中国のためなのです。批判を受け入れることのできない政府はただ中国に害をなします。」

 ここでスタンディング・オベーションがあったみたい。うおおおお。

 王さん続けます。

「中国の嘘八百のプロパガンダと報道管制は大半の中国人が、ダライラマが非暴力で中道のアプローチでチベット人に権利を求めていること理解させないようにしています。これは長い目でみてチベット問題を解決する障害です。この障害を取り除くことが中国の知識人の使命なのです。というのも、真実よりも偉大な智慧はないからです。」


王さんは最近のウイグル問題にも触れて

「全体主義は抑圧をします。一方抑圧は民主主義によって弱体化します。」

ダライ・ラマ法王は王さんの勇気を称えて、こういいました。

「中国のプロパガンダは悲しいことにチベット人やとくにダライ・ラマを悪魔とよび、西洋の反中国勢力といいいます。もちろん全然違います。わたしはいつもサポーターにこういっています。わたしはチベット人に与しているのではない、正義に与しているのだ、非暴力に与しているのだとね

 今度は個人的に、スタンディング・オベーション うおおおお。
 
 ところで、

 これまで18年間、ワシントンを訪れたダライ・ラマは必ずアメリカ大統領の訪問をうけてきたのに、今回はじめてバラク・オバマは合わない決定をしました。公式には否定してますが、訪中前なので中国を刺激しないためと憶測されております。

 一応ダラムサラに大統領の特使を送って礼を尽くして状況は説明しているので、チベット政府はまあいいやといっているようだけど、もし今回の訪中でオバマさんが中国からチベット問題に関して何ら前向きな態度をひきだせないと、全世界のチベット・サポーターから「あーあ」て言われちゃうんよ。オバマさん勝負所!

 ちなみに、この記事の最後に

 リチャード・ギア曰く「われわれの大統領がすばらしい文章を起草し署名した300人の中国人たちの勇気と智慧をみならうように希望する」となかなかなコメントを出してます。

 がんばれ、オバマさん。観音菩薩を五十年間悪魔と言い続けている中国政府が、菩薩オバマに対してどうふるまうか、オバマさん、孫子の兵法読んで備えるんだよ(これ読むとホントうんざりするよ)!

 
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COMMENT

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● ダライ・ラマ、ワン・リーション、ナンシー・ペロシ、リチャード・ギア
sinpenzakki | URL | 2009/10/08(木) 22:47 [EDIT]
ワン・リーションの妻であるウーセル(チベット人)のブログに授賞式の際の写真が多数掲載されています。
http://current.com/items/89221794_chinas-wild-west.htm
● 個人的には
宰相 | URL | 2009/10/12(月) 12:51 [EDIT]
君主論も言っています。「君主たるもの、ライオンのような威容と、狐の狡知を併せ持て」と。オバマ氏には、個人的には、中共にとっての悪魔になっていただきたいです。
ちなみにソ連にとっての悪魔だったレーガンは、ソ連を圧倒して、冷戦を終わらせましたが平和賞はもらいませんでしたよ。

シラユキ | URL | 2009/10/13(火) 23:39 [EDIT]
>身辺雑記さん
いつも面白い記事ありがとうございます。王さん、中国のハヴェルになってほしいですね!

>宰相くん
まあ、私もちょっと今回の受賞引いたけど、気を取り直して次のエントリーを書いたわ。

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