白雪姫と七人の小坊主達
なまあたたかいフリチベ日記
DATE: 2006/04/04(火)   CATEGORY: 未分類
男という名の物語パート2
ご心配いただいた我が家の餓鬼道(雄猫)の、その後についてご報告。

ここ数日、彼は一日一回ごはんを食べに家に帰ってきていた。しかし、昔のように家の中で食べるのではなく、「外にだせ」と外でごはんを待つようになった。

不審に思いつつも、サカリがとれたらまた前のように我が家でくつろいでくれるだろうと思っていた。

しかし、今日近所の猫おばさん○林さんとの立ち話の中で衝撃の事実を知るに至る。なんと、餓鬼道は○林さんのうちにごはんを一日二回たべにいき、一日の大半を彼女の家の側で過ごしているのだそう。

白雪姫は餓鬼道の節操のなさを嘆きつつも、彼に真意をきくべくはりこみを続けた(仕事しろよ)。すると、午後四時半頃、隣の境との塀を乗り越えて、餓鬼道がわがやに着地した。

急いで、猫かんを開け、かつおぶしをトッピングして餓鬼道のところにもっていく。ところが、もういない。

もしやと思って、○林さんちにつながる路地をのぞくと、いたよ。わたしは手にした猫ごはんを餓鬼道の前に置いてみた。ところが、餓鬼道、ごはんに一瞬鼻をつけただけで、食べずに立ち去っていく。

諸般の状況は、餓鬼道は○林さんちを主なエサ場とする外猫になるつもりであることを示唆している。

今までさんざんごはんを食べさせ、出窓に寝かせて、病院につれていき、面倒みたのに。一緒に暮らしたあの日々はなんだったんだ。

餓鬼道は三年前、辺り構わず通行人にごはんをねだる謎の猫であった。われわれはごはんでつって、餓鬼道を家猫にかえた。彼がうちをえらんだのは、我が家の猫ごはんがよその人がくれるものよりも質量ともに充実していたからであろう。

しかし今、餓鬼道は食欲よりも、雄としての生に目覚めた。男道を究めるために、去勢論がもちあがっている我が家をさけ、別の道を模索しはじめたのか。

そう考えると、今までバカバカいっていたが、意外と賢かったのかもしれない。

猫は人間に飼われているというより、自分のテリトリーに人間を住まわせてやっている、と思っていると聞いたことがある。去勢しない限り彼らが野生の本能のままに動くことは当然予想すべきことであった。

恩知らずだの、親不孝だのいっても、それは所詮、人間の論理である。

幸いにして見たところ、アレルギー症状も風邪も収まりつつあり、緊急にお医者さんを必要とするような状況にはない。我々が餓鬼道をとめる理由はもうない。

でも、餓鬼道よ、困った時にはいつでもウチをたよってくれ。

待っているよ。
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先生の忠実なる下僕 | URL | 2006/04/04(火) 21:48 [EDIT]
先生にそこまでいたわってもらえるとは、餓鬼道は幸せモノですね…もっとも他人のなんちゃらは良く見えるといいますから、ひょっとしたら一過性のものであるかもしれませんね、餓鬼道の行動は。

先生、どうぞお元気出しとくれやす。

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