白雪姫と七人の小坊主達
なまあたたかいフリチベ日記
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DATE: 2009/12/12(土)   CATEGORY: 未分類
09年チベット国際ニュース
今年もあと僅か。ちょっと気が早いですが、チベット関係の国際ニュースをまとめてみました。いろいろありましたねえ、今年も。なんかどの事件も味わい深く考えさせられるものばかりでした。

見ているだけで、思わず苦笑するチベット・ニュース、さあ、いってみよう!

1/20オバマ大統領の就任演説の前、上院議員の夫Richard Blumがオバマ氏にダライラマからのカターをわたし、オバマ氏はそのカターをポケットに就任演説を行ったと仏教系のブログに報道される。

2/3 恩家宝がケンブリッジ大学で公演中、ドイツ人学生が笛を吹き「大学はなぜこんな独裁者に体を売るのか」と叫び、靴を投げた。これは昨年ブッシュ大統領にイランの記者が靴を投げた故事にちなんだものと思われる。

2/9 ローマの名誉市民権、10日にベネチアの名誉市民権が、ダライ・ラマに奉呈。

2/10 ダライラマ法王、国際社会に影響を与えた人に贈るドイツメディア賞受賞。

2/25 パリでイブ・サンローランの遺品のオークションが行われ、円明圓の噴水の口であったウサギとネズミのブロンズ像が出展されると聞いて中国激怒。略奪品なのでただで返還せよとの運動がおきるが、サンローラン氏のパートナーでオークションの主催者であるピエール・ベルジェ氏は「チベットに自由を与え、ダライラマに領土を返すならただで返そう」ととりあわず。

3/10 この日はダライ・ラマを守るためラサ市民が決起して50周年。アメリカ下院議会「チベット問題を持続的かつ平和的に解決するための多角的な努力を継続する」決議(H.Res 226)を採択。ラッシュ・ホルト下院議員が提案。ペロシ下院議長「チベットの現状は世界の良心を問うている。我々自由を愛する人間が中国とチベットにおける人権について明確な声をあげないのなら、我々は世界のどこであろうと自由について語る道徳的権限を失う。この決議により、我々はチベット民衆の現下の戦いに敬意を払い、これを胸に刻み込む」と述べた。

3/12 欧州議会は「真の自治権」に向けた対話を再開するよ中国に迫るチベット決議案を可決。

3/14 ツツ大主教が起草してノーベル平和賞受賞者とハリウッドの俳優やセレブ連名で中国に対して「ダライ・ラマは平和の権化である。彼を侮辱するのをやめていただきたい」との抗議文を発表。

3/22 南アフリカが平和会議に出席するためのダライラマ法王のビザ発給を拒否。

3/28 中国がダライ・ラマ政府を解散させたこの日を「農奴解放記念日」に指定。日本の新聞はこの日を朝日・毎日・産経・が統治権確立50周年と表現。

6/8 ダライ・ラマ、パリの名誉市民権を受賞。

6/26 中国・広東省韶関市の玩具工場で漢族が集団でウイグル族を襲いウイグル族が2人死亡。

7/5 広東の事件の真相の究明を求めてウルムチでウイグル人がデモ、当局が弾圧、死傷者多数。

7/29 ダライラマ法王にワルシャワの市民権が授与される。

8/30-9/3 ダライ・ラマ台風八号の犠牲者追悼に台湾を訪問。国民党政権下では初めて。

9/13~9/14 オバマ大統領の特使Jarrett大統領補佐官がダラムサラを公式訪問。オバマ大統領とダライラマとの揺るぎない友好の存続を示した上で、オバマ氏のダライ・ラマ訪問はオバマ氏の訪中後にしたいとの旨を通達。

9/27 ダライ・ラマとツツ大主教、フェッツァー賞を受賞。

10/1 亡命チベット代表者議会、中国による過去60年間のチベット政策に抗議(phayul)。

10/6  ダライラマ、ワシントンで第一回ラントス賞(Lantos Human Rights Prize)を受賞。過去25年間ワシントンを訪れたダライ・ラマは必ずアメリカ大統領との会談をもったが、オバマ氏は訪中を控えて会談を延期。

10/20 中国政府がチベット人四人を処刑。国際チベット支援団体(ITSN)は中国の決定は「国際的な司法標準を侮辱するものである」として強く抗議。

11/8 ダライ・ラマ、亡命以来始めてアルナチャル・プラデーシュ州のタワン地区を訪問。中国はタワン地区を自国領と主張し反発。どこまであつかましいのか。

11/19 米中会談でチベット問題も人権問題も一応言ってはみたものの、共産党の機関誌にその部分の発言は削除される。アメリカ大統領の訪中の際には民主活動家の釈放があったり、それとの会談とかが恒例であったが、今回はなし。しかし万里の長城の観光はしっかりしたオバマ氏に対して、欧米メディアは「へたれ!」と批判。朝日ですら批判。


なんてところです。

はい、以下は極私的チベット五大事件。

1. 1月26日、ギュメ寺のもと僧院長ガワン先生、インド再建ガンデン大僧院で遷化。先生からは毘沙門天、観音菩薩、金剛ヨーガ女、グヒヤサマージャ、ヤマンタカ(一尊・十三尊)、などの灌頂を授かることを通じて、"生きた"チベット仏教の諸相を様々に学ばせていただいた。訃報を聞いた時は結構ショックで気がついたら眼から煮汁が。

2. 2月、FPMT(大乗仏教保護財団)主宰の仏舎利展で、ツォンカパ、ミラレパなどの舎利が新宿へやってくる。開会式の後、ビルマのお坊さんによる仏舎利加持が行われ、奇しくも一番にお加持を頂戴する。代表のOさんからその時の写真を送っていただき今も仏壇にある。なつかしいな。

3. 11月、ダライ・ラマの来日講演(演題: 覚りにいたる道の三つの要点)を猊下前方かぶりつき席で拝聴。心が洗われた。
 
4. 11月、デリー大学とチベット大学共催の歴史学会(International Conference on Tibet Exploring its History and Culture)への参加。例によって英作文と英会話に苦しむ。閉会式の名誉ゲストがダライラマ法王であったが校務により惜しくも閉会式前日に帰国、くくく。

5. 9月~12月、上野の森でチベット美術展開催。まだ「生きている」チベット仏教文化をガラス・ケースの中に展示する違和感を追求していくうちに、日本の仏教は形骸化しているが故に、美術館や博物館でみることに抵抗感がなかったことに気づき、自分の伝統文化の危機を自覚。チベットが鏡となって自分の問題に気づくということは本当によくある。
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COMMENT

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cuki | URL | 2009/12/15(火) 09:59 [EDIT]
なんともすごい1年ですね。
毎年これの繰り返しという気もしますが。
ニューヨークのルーベン美術館の人曰く、
ヒマラヤ圏の人たちにも来てもらいたいのだが、
彼らは来てくれないのよ~とのことでした。
これを聞いた時に先生がおっしゃるような違いなのだろうなと思った事を思い出しました。

カルマ・フォーチュン(♪♪) | URL | 2009/12/15(火) 13:59 [EDIT]
まぁ、いいこと、悪い事、ひっくるめて、、人生色々といいことですね。

ぼくなんか、夢で師匠の私情も事情も知らずに文句ばかり言って修行サボったから、天と地が、ひっくり返っても、ギャワリンポチェどころか、偉いラマには、縁がなさそうだ。

そういえば、げい下の日本代表事務所のホムペに、
「成田で、一ヶ月篭城中の中国人、日本メディアが報道しない不思議」
と、いう記事があった。
四川省地震の後、学校倒壊訴訟屋、毒入りギョーザ事件しかり、08憲章しかりだが、チャイナには、個人の人権すらない国だって事が、改めて分かった気がしますね。
(今日は、僕の誕生日なのだ。
だけどね、子供の頃、誕生日の話をラマにすると、決まってしかられたんだけど、何の日なの?)

白雪姫 | URL | 2009/12/16(水) 14:49 [EDIT]
>cukiさん
たしかに毎年これの繰り返しですよねえ・・・。ただ同じことの繰り返しでも少しずつたとえば、認知度が上がっているとか、チベット文化を維持しようという人の数が増えてきているとか、少しずつはよくなっていると思わないと、人類の未来はくらいですよねえ。

>カルマさん
成田の籠城は結構いろいろなメディアが取り上げていますよ。一番の問題は今の民主党政権がへたれであるため、彼のために何もてをうてないこと。政治家って日本人の平均より一二段下がるかんじ。なんでこんなに人材がないんだろう。

smiling thorn | URL | 2009/12/16(水) 23:46 [EDIT]
仏舎利展堂々2位! ありがとうございます。
今となっては懐かしいです。来年2月5-9日広島で開催が決定しました。
 http://taikouji.jp/relic/index.html
新宿ではごろうさまにお加持を受けていただけませんでしたが、広島ではペットの加持もできそうです。

koichi | URL | 2009/12/17(木) 16:58 [EDIT]
昨年の今日がガンワン先生と過した最後の晩でした。
 お身体のこと考えれば、本来はバンガロールで数泊すべきだったのでしょうが、ガンワン先生は私をガンデンに連れて行きたくて、バンガロール一泊でガンデンに向かいました。

 チャンゼ学堂の裏にあるチベット本土の昔のガンデンの絵を見ながら、その頃の先生達の部屋のお話を伺ったこと、そのあと、大法要が行われている外側をゆっくり散歩して、最後にベンチで一緒に祈願したこと、まるで昨日のことようです。
 
 ガンワン先生のことを何度も取り上げて頂いてありがとうございました。喜んでらっしゃると思います。いい供養になりました。

 
 

シラユキ | URL | 2009/12/20(日) 09:34 [EDIT]
>smilingさん
あのきれいな写真カタログ、今度は日本語でよめるようになるといいですね。

>koichiさん
ガンワン先生は本当に偉大な方でした。koichiセンセとガンワン先生の師弟関係は本当にまわりに与える影響力が大きかったです。とにかくチベットの仏教の伝統を何とか維持していかねばと思います。来年もがんばりましょう。

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