白雪姫と七人の小坊主達
なまあたたかいフリチベ日記
DATE: 2010/02/21(日)   CATEGORY: 未分類
ボサツ・ミート・ボサツ
職場の入試が終わった。この期間受験生も大変だろうが、教師も大変。ちかれた。しかし、ダライ・ラマ、オバマ会談ニュースを報告。

 アメリカ下院議長のナンシー・ペロシ氏が、バラク・オバマ大統領がダライラマ法王と会談を持ったことを賞賛した(2010/2/19 phayul)。

木曜日にホワイトハウスでバラク・オバマ大統領とダライ・ラマが会談をもったことを、アメリカ下院議長のナンシー・ペロシ氏は賞賛する声明をだした。

「私は平和と非暴力のチャンピオンであり、尊厳、正義、あらゆる人間性に対する尊敬を体現するダライ・ラマ法王とアメリカ大統領が会談したことを賞賛したい。」

「ダライ・ラマ法王は智慧と慈悲の源であり、かつ、すべての人が生まれながらに担っている高潔な義務の力強い代弁者であり、地球上の人権を求める人々の力である。」

「オバマ大統領とダライ・ラマとの会談をもって、アメリカ合衆国とチベットの人々の間に存在する友情と密接な絆はあらたな章に入ることになる。アメリカ人として、我々は法王とチベットの側にたち、世界中の人々が自由に生きる権利を推進し、保護し続けなければならない。」

●ダライ・ラマは特別な構文をワシントンにもたらした
 2010/2/18 EST
 いろいろあったダライ・ラマ、オバマ会談が終わった直後に、ダライ・ラマはワシントンのホテルの外で突然の記者会見を開き報道陣に挨拶し、真珠のごとき智慧の言葉を賜った。しかし、それは報道陣の頭を時にはかきむしらす難解なものであった。

レポーターが「あなたの信念に対して中国政府が執拗な抵抗を示す事に失望したか」と問われるとダライ・ラマは笑いながらこう答えた。「重要なのは真実です」

「これは、いつ正義が実現するのかというような問題ではありません。価値あるものがある。だからそれを実現しようというもので、この目的が私の生きている間に実現するかどうかは問題ではありません」
 ダライ・ラマの幸せを祈る数百人のチベット人が集まり、チベット旗や祈りの旗をふりながら「ダライ・ラマのご長寿を!」「オバマさん、ありがとう!」などのスローガンを叫んだ。
 中国はまもなくして「強い不満」と「断固とした抗議」の意を表明した。

 ダライ・ラマはオバマ政権がダライ・ラマの努力を公的に支持することを喜び、その支持が実際にどう機能するかについては「時が答えをだすだろう」と述べた。

 ダライ・ラマはトレードマークのくすくす笑いとともに「政治のフィールドではオバマ氏は私より目上だが、精神的なフィールドでは私が上だ。わたしは大統領と国務長官にこう言ったよ」

 ダライ・ラマは「チベットは経済的な観点から中華人民共和国の一部に留まるべきだ」としながらも、「チベット独自の文化遺産は維持されるべきだ。情報統制を含む北京政府の子供っぽい政策は、世界でもっとも人口の多い国を非現実的な期待をもつものにしてしまった。」と中国に対しては厳しい言葉を用いた。

 そして、中国は超大国になろうとしており、その際にソ連という悪い例を手本にしているとも付け加えた。

 「アメリカは超大国だが、開かれた社会だ。民主的で、独立した司法もある。このような超大国は人々の信頼や安心をもたらしてくれる。中国は人々に幸福、満足、安心、やすらぎをもたらす超大国になるべきである」


というわけで、観音菩薩ダライ・ラマとアメリカ大統領オバマ菩薩との会見がめでたくも18日に実現した。この会見は、ノーベル平和賞受賞者どうしの会見という意味でも、米中関係がビミョーな時に、チベット側につくことをはっきり宣言したという意味でも重要であろうが、何より、

オバマさん、あんたいい業(カルマ)を積んだよ。

フェイス・トゥ・フェイスで会うことによって、ダライ・ラマは精神的にオバマさんにいろいろな意味での影響を与えたことであろう。この業が熟して結果がでる時、それが今生か来世かは分からないけど、きっといい結果がでる。

法王がおっしゃるように結果はすぐにでないかもしれない。しかし、価値があることを実現すべく努力すること、それが重要なのだ。

非暴力・不服従という戦い方は、それを理念やビジョンに掲げた聖者が、自らの信条に同調するものを増やしながら、最終的に巨悪を改心させていくものである。これは、たとえていえば、代替医療のようなもので、人類の体質を包括的に漸次向上させていき、病にかかりにくい体をつくっていくことに貢献する。

一方、正義を掲げた軍隊が巨悪を倒すのは、西洋医学の手術のようなもの。うまくいけば病巣をえぐりとって劇的に病気が治癒することもあるが、体力が弱って別の病がひきおこされる危険、または、体力がおちて死んでしまうという結末もありうる。

オバマ、ダライ・ラマ会談はまさに前者。代替医療として人類にきいてくる。

なので、この会談がすぐに何を生み出すかよりも、それが長期的に人類史に与える影響について考えた方がいい。

報道陣はまさに目先のことばかりみているから、ダライ・ラマの発言がわけわかんなくて「頭をかきむしる」ことになるのだろう。
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COMMENT

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● ■中国共産党幹部は引退を ダライ・ラマが批判―中国共産党は解体すべきだ!!
yutakarlson | URL | 2010/02/22(月) 11:03 [EDIT]
こんにちは。ダライ・ラマ睨下が19日、ワシントン市内で挨拶のなかで「中国共産党の幹部らは潔く引退すべきだ。民衆の支持も、堅固なイデオロギーもないからだ」と述べ、中国に民主主義国家への変革を促しました。私は、睨下のおっしゃることも、もっともですが中国共産党自体を解体すべきと思います。そうでなければ、民主化、政治経済の分離、法治国家化は進まないと思います。しかし、中国共産党の解体は、中華人民共和国が解体し新たな国づくりが行わなければ無理だと思います。詳細は、是非私のブログをご覧になってください。

カルマ・フォーチュン(♪♪) | URL | 2010/02/22(月) 11:58 [EDIT]
ギャワリンポチェの意見は、つねに正しい。
それでいいと思っています。

本当に祖国を愛しているのなら、共産党独裁を、いますぐやめるべきだ。
でなければ、愛国心を、独裁に使われてしまう。
かつての日本の軍国主義の様に、いつか、悲惨な出来事に、国民ぐるみで、被る事になる。
沖縄に居るアメリカ軍の撤退は、中国軍の所為で、当分、撤退できない。
撤退した途端、侵略されれるだろうね。
いまの、国連じゃ、立場は、未だに、日本はドイツと同じ、敗戦国だから。
● りそうとげんじつのギャップ
モモ@八尾 | URL | 2010/02/23(火) 15:00 [EDIT]
ワタシはいつか人々がともに手を取り合い、
個人を尊重し、平和が訪れると理想を持っています。
皆が緑を尊重し、原爆も地雷も無くなり、
憎しみの無い世界が来ると信じています。
>法王がおっしゃるように結果はすぐにでないかもしれない。しかし、価値があることを実現すべく努力すること、それが重要なのだ。
ピーターパンに出てくる妖精じゃありませんが
誰かが理想を語り続けていかなければならないのです。
斜に構えてウンチクばかり並べる評論家ばかりでは
いけないと思います。
「所詮」理想論ではなく、「目指せ理想論」なのです。
こういうと子供のような気がしますが、
誰かが信じていないと消えてしまいそうで怖いのです。
ダライラマ法王のお言葉を聞くと安心します。
幸せな気持ちになります。
こういう方々が国の長を務める国が世界中にあるのなら
どれだけ幸せでしょう。
それともワタシがコドモなだけでしょうか??

シラユキ | URL | 2010/02/25(木) 12:42 [EDIT]
>yutakarlsonさん
いや、おっしゃる通りで。でもかの国の多くの若者は「これでいいや~大国気持ちいいし」とか思っているふしがある。チベット人やウイグル人にとってひどい体制でも中国人の都市生活者にとっては大した不便はないらしい(笑)。

>カルマさん
いや私も正しいと思いますが、猊下は仏の言葉でも論理によって疑えというので、やはり論理的に考えた上で、やっぱり猊下のおっしゃることは正しいですよねえ!

>モモさん
私もそういう世界が21世紀にはくればいいなと思っています。まあ日本にいるからかもしれませんが、私が若い頃よりゃー、ずいぶん日本人もまともになりましたよ。私が若い頃は、日本は今の中国みたいでカネカネいって倫理ゼロだった(笑)。

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