白雪姫と七人の小坊主達
なまあたたかいフリチベ日記
DATE: 2012/06/06(水)   CATEGORY: 未分類
お誕生日とチベット医学
 ヨハネの黙示録を典拠に作られたホラー映画「オーメン」によると、反キリストの誕生日とされるのは6月6日。2012年、金星の太陽面通過という天体イベントがおきたのも6月6日、何かおきそうなどちらかという何かロクでもないことがおきそうな6月6日は私の誕生日である。
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 今年のダンナさまの誕生日ブレゼントは、台所の椅子の張り替え(現実的!)と、カランダーシュのアストロジー・ボールペン・シリーズの双子座のペン。ダンナは使いもしない万年筆を嬉しげに買いまくるような文房具オタクなのできっといいボールペンなのだろう。
 
 そして訪問八百屋さんが、私に紙袋を渡してくださった。送り主はこの八百屋さんを介してしりあったご近所の方。袋の中には、オカメインコシールとごろう様(オカメインコ)の小松菜が入っていた。私が毎週この八百屋さんからごろう様用の有機小松菜を買っているのを知っているのであろう。この方は詳しくは言えないがお身内の介護で大変苦労されている。

 それからオカメインコ・ブックカバーは、かつてこのブログでその壮絶な人生を紹介させて頂いたNさんが送ってくださったもの。じつは彼女も今ダンナ様がトラブルを抱えていて大変で、彼女を知るフリチベさんたちはみな心配している。でも、彼女は「ダンナを見捨てる気はない。地獄の底までついていく」と男前である。あまりに情が深いのでちょと心配。

 彼女たちはいろいろくぐりぬけていく中で「人生はなるようにしかならない。落ち込んでも仕方ない」とある意味覚っていて、現実に淡々と対処している。不幸をシュミレートするだけでおしつぶされる人が多い中、彼女たちは現に怒濤の中にいながらも、自分をコントロールしてけなげにふんばっている。こういう彼女たちにこそ幸せが訪れてほしいと切に思う

 そして大阪のあくびちゃん(オカメインコ)のお母様からは、トスカーナのワイン、梵語般若心経、かご猫シロちゃんの写真集をちょうだいした。かご猫しろちゃんは昔うちで飼っていた餓鬼道を彷彿とさせる顔のデカイ猫で、とてもかわいい。

 あくびちゃんのお母さんは初代のあくびちゃん(ノーマルオカメインコ)がダンナ様の不注意で逃げてしまってショックを受けて心配していたのだが、現あくび様が二代目を襲名してから、徐々に元気になってきているようでよかった。それにしても我が家のごろうとるり(虎猫三歳)のファンであるといって、いつもたいそうなプレゼントを贈ってくださるのだが、こんなにして頂いて良いのかいつも悩む。

 そして、パソコンのメール、ツイッター、ミクシのメッセージを通じて頂戴した多くの皆様からおめでとうメール本当に嬉しいです。まるで清朝皇帝の万寿節のようです。
 こんなヘんなヤツにお気遣いくださり、本当にありがとうございます。
 これからもできる範囲内でオカメインコの幸せとチベット文化の維持・発展に微力を尽くしていく所存です。

 後日談・・・・・
 翌日、授業が終わると、院生Mが「先生おめでとうございまーす」とにやにやしながら教室に入ってきた。彼の手の中には学内の生協においてそうな安いカップケーキがあり、そのケーキの上にはパクチーの葉が何本かさしてあった。

院生M「ボクが育てたパクチーです。先生の年の数だけさしておきました。あ、ヒトケタか一〇桁かはみな考えてね」
私「いやがらせにきたな」
学生A「先生この葉なんですか」
私「パクチーといって中華料理につかう香草で、好きな人は好きだけど、嫌いな人はすごい嫌いだね」
学生B「カメムシみたいな匂いがする」
院生M「そうカメムシの匂いなんですよ。育てるの一ヶ月半もかかったんですよ」
学生B「すごいな一ヶ月半も前からいやがらせを考えていたのか」
私「とりあえずありがとう。」
そういって教室の外にでたところで、
私「あ、これSくんが誕生日のプレゼントにとくれた最中。おいしいっていうから一つあげる」
すると院生Mその場で子供のように袋を破るから、最中飛び出して床におちた・・・・。
院生M「あー、落ちちゃった」
どうするのかと見ていたら、拾って食べた・・・。

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この写真はPenbaさんから送って頂いた2012年6月6日のバルセロナのサグダ・ファミリア教会。

ま、気分を変えて、私からみなさんへお知らせ。
 20年以上前からチベット医学の勉強会をちんたらやっているのだが、そのチームで、チベット医学の古典『四部医典』に見られる動植物の薬材のオンライン・データベースをつくった。具体的には伝統的なチベット名、漢名、それが現在の臨床においてどのような学名の動植物を実際に用いているかを対照させたものである。

 薬材の漢名は清朝時代に編纂された本草書に基づく。それぞれの薬材の薬効を知りたい方は『四部医典』の薬材の章の和訳があるのでそちらを参照していただきたい(『杏雨』7, 13, 15号)。これは薬材の章のみの和訳であるが、『四部医典』のかなりの部分の訳についてはバリー・クラーク(Barry Clark)のの英訳がある。

 古典に記された一つの薬材に現実にどのような動植物をあてるかは、医者が身を置く環境によって変わる。本物が手に入らない場合は同じ効能をもつ別の薬材が当てられたりする。「一つの名前の下に現実は様々である」というのが、この表を作った時の感想である。

 あらかじめ注意しておくが、リンクミスや、学名の綴りミスがまだ沢山ある。メンバーが気が向いた時にぼちぼち直しているので、このデータベースが完璧なのものになるにはまだ時間がかかる。なのでミススペルとかをいきなりしかりつけたりせず、ナマ温かい目で見ていただけると嬉しいです。
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