白雪姫と七人の小坊主達
なまあたたかいフリチベ日記
DATE: 2012/06/30(土)   CATEGORY: 未分類
「遙かなる歌声」
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 仏教好きなのでマントラや読経のCDは山ほど持っているが、チベット人の歌手のCDは一枚も持っていなかった。このような私の下に一枚のCDがやってきた。昨年、チベット・イベントで寺原太郎さんというバンスリー奏者とお会いした。彼は私に、「スノー・ライオン遙かなる歌声」というCDをくださり、彼の運営するチャンドニ・プロジェクトは、テンジン・チューゲルというチベット人歌手を定期的に日本に招聘していることを話してくださった。

 そこで帰ってから Youtubeとかで彼の名 Tenzin Choegyalで検索すると(たとえばコレとか)、なかなか良い声をしているし曲も聞きやすい。曲も望郷の歌や、マントラを現代風にアレンジしたものなどチベット人性もよくでている。

 日本人の歌手とは背負っているものの大きさが違うからか、何か迫力がある。たとえて言えばU2の「魂の叫び」のような感じ。Mantra of compassionとかすっごい声量なので是非聞いてみて。

 さらに私の興味を引いたのは彼の名前。テンジン・チューゲルは訳すと「護教法王」。これは1642年にチベットを統一し、ダライラマ五世にチベットを布施し、ダライラマ政権の創立者として知られるホシュート部のグシ・ハーンと同じである。ありがたい・ありがたい。

 で、寺原さんからこのテンジン・チューゲルが七月に一週間来日して公演を行うとのお知らせがきた。彼の歌を聴いてみてナマを是非聞きたいという方、ぜひお越しください。このエントリーの末尾にスケジュールを和文・英文の両方でコピペしてあります。

 とくに、7月14日(土)はSFTと共催のチャリティ・ライブで、SFTのツェリンドルジェのスピーチもあり、写真展も同時開とあって、より濃い感じになると思います(チラシpdf)。

 テンジン・チューゲルはブリスベーン・フェスティバル・オブ・チベットの創設者でもあります。公式ブログはここなので 英語ができる方はこちらもどうぞ。 この人じつに楽しそうに笑う人ですね。

以下、英文サイトから彼のプロフィールを訳してみました。
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テンジンューゲル(bstan 'dzin chos rgyal)は、南西チベットの遊牧民の家庭に生まれ、幼い頃ネパールへと亡命し、インドのダラムサラにある難民社会で育った。ダラムサラではダライラマ法王は言語、仏教、芸術通じてチベット文化を維持するようにとチベット人に説いていた。その教えに従い、テンジン・チューゲルは自らの音楽の才能を磨き始めた。

 この二〇年の間、〔14年前に拠点をオーストラリアに移し、〕テンジンはオーストラリア人を始めとする様々な国籍の表現者たちと共演し、そのことを通じて、自らの音楽のリズム、構成などに実験を繰り返し、伝統的なチベット音楽に挑み続けてきた。結果、彼の受賞曲は地球上のさまざまなサウンドを一枚のタペストリーに織り上げたかのようなものとなっている。

 テンジンは自分と同じく故郷を失ってさまよう人々の音楽に特別なつながりを感じてきた。テンジンの父は笛(gling bu)の名手で母は美しい歌声の持ち主だった。テンジンはこの二人の美質を引き継いでいる。その音楽は「美しき思い出」(beautifully evocative)、「癒し」(healing)、「蠱惑的」(mesmerizing)、「ゾクゾクする」(spine-tingling)、「超越的」(transcendent)などと評されてきた。

 テンジンの音楽のもつ駆け足のリズム、高みへと駆け上がっていく声、技巧的な笛の音は世界中の人々の心をとらえてきた。定期的に、アメリカ、日本、ニューカレドニア、インド、ニュージーランドにおいて定期的にツァーを行い、音楽と人類に対する愛をもって何千人もの人々とふれあってきた。

 テンジンはブリスベーン・チベット・フェスティバルを創立し、組織し、作り手として活躍してきた。毎年恒例となったこのフェスティバルは、チベットの未来を脅かす様々問題を啓発し、亡命チベット人のための基金を集める場となっている。

 最近の話をすれば、2011年の3月、ニューヨークのカーネギー・ホールで行われた第21回チベット・チャリティ・コンサートで、Philip Glass、Angelique Kidjo、Taj Mahal、James McCartney、Patti Smith、Michael Stipe、Jesse Smith、Michael Campbell 等とともに出演している。

*注 チベット・ハウスとはコロンビア大学のチベット哲学の教授ロバート・サーマンとリチャード・ギアがチベット文化の維持のために1987年に設立した組織で、同ハウスは啓発と資金集めをかね、毎年チベット暦の正月にカーネギー・ホールでチャリティ・コンサートを行っている。


テンジン・チューゲル・日本ツアースケジュール

●東京 浅草 ☆アサヒ・カフェナイトに出演します!日本の歌とチベットの歌、日本の三弦とチベットの三弦、浅草ならではのクロスカルチャーコンサートを。
・日時:7月8日(日) 16:30開場 17:00開演
・入場料: 予約2,500円 当日3,000円(全席自由)
・会場:浅草 アサヒ・アートスクエア
・住所:〒130-0001 東京都墨田区吾妻橋1-23-1 スーパードライホール 4F
・共演:山口英里(民謡)ミカド雅峰(津軽三味線)
・予約:03-3353-6866(P3 art environment)
・主催:アサヒ・カフェナイト実行委員会

●東京 西荻窪  ☆ネパール料理が自慢の音の良いライブハウス
・日時 7月9日(月)18:30open 19:30start
・charge  2,600円 予約不要、自由席
・共演:久野隆昭(ガタム)
・会場 ライブハウス「音や金時」
・住所 杉並区西荻北2-2-14 喜志コーポB1? TEL: 03-5382-2020
・アクセス JR西荻窪駅北口より徒歩3分。
※この会場は予約制をとっておりません。直接ご来店ください

●千葉 ☆平日の昼下がり、クラシックホールで聴くチベットの歌声
・日時 7月10日(火)13:30open 14:00start
・入場料 予約2,000円 4人券6,400円 当日2,500円 ※全席指定
・会場 千葉市若葉文化ホール
・住所 千葉市若葉区千城台2-1-1 TEL.043-237-1911
・アクセス 千葉市モノレール千城台駅より徒歩1分。
・予約 srgm@pure.ne.jp ※参加公演の日付、予約者のお名前、連絡先,枚数をお知らせください。
・チケット取扱い 千葉市文化振興財団 http://www.f-cp.jp/info/kouen.php?serial=1423

●鎌倉 長谷寺駅から徒歩5分の場所にあるオーガニックなカフェ&バーです。
・日時 7月11日(水) 19:00開場 19:30開演
・charge 2,500円 ※要予約
・共演 池田絢子(タブラ)
・会場 麻心(まごころ) 鎌倉市長谷2-8-11 2F Tel.0467-25-1414  

●埼玉 越生の山の中にある古民家を改装したアート空間。
・日時 7月12日(木)15:00 open 16:00~映画「ホピの予言」18:00~トーク 19:00~演奏
・参加費 2,000円 (with 1drink) ※要予約
・会場 art station おっぺ 埼玉県入間郡越生町大満516 
・アクセス 東武東上線坂出駅より越生線へ乗り換え越生駅より黒山行きバス「大満」下車、徒歩10分
・予約 080-2056-5226(おっぺ きんちゃん)

●新潟 刈羽村 ☆再生された山の中の古民家で、あたたかいひとときを。
「日本の声、チベットの歌、インドの音」
・日時 7月13日(金)18:30 open 19:00 start
・会場 長岡 油田 ひだまりの里 刈羽村 大字油田
・参加費 予約2,800円 当日3,300円
・共演 NUU
・予約 電話 080-8733-9595(灯遊) メール hiasobi.n@gmail.com

●神奈川 金沢文庫 ☆音楽、写真、バター茶とお話で知るチベット
「チベット チャリティーライブ テンジン・チョーギャル+寺原太郎」
・日時:7月14日(土) 16:00open 16:30start(終了予定19:30)
・会場:アサバアートスクエア(神奈川県横浜市金沢区金沢町205 TEL:045-783-9705)
・参加費:1,500円(バター茶付き)※予約不要、当日受付にてお支払い下さい
・出演:テンジン・チョーギャル、SFT Japan代表ツェリン・ドルジェ、寺原太郎
・問:E-mail: sftjcharitylive@gmail.com TEL: 080-3589-7472 

※イベント収益は、チベット問題を多くの方に知ってもらうための映画上映会の開催や、配布資料の作成を中心としたSFT Japanの活動費、また若い世代の亡命チベット人が多く住むインドで活動しているSFT Indiaへの支援にあてられます。

●東京 江戸川 ☆日曜日の昼下がり、数寄屋作りの和室で、日本庭園を望みながら。
・日時 7月15日(日)14:00open 15:00start
・参加費 予約2,500円 当日3,000円 ※要予約、自由席
・共演 池田絢子(タブラ)
・会場 江戸川平成庭園 源心庵  江戸川区北葛西3丁目2?1 行船公園内
・予約 srgm@pure.ne.jp (寺原) ※参加公演の日付、予約者のお名前、連絡先,枚数をお知らせください。

Japan Tour schedule 2012

July 8 (Sun.) Asahi Art Square, Asakusa, Tokyo 16:30 open 17:00 start
July 9 (Mon.) Otoya-kintoki, Nishi-ogikubo, Tokyo 18:30 open 19:30 start
July 10 (Tue.) Chibashi-wakaba cultural hall, Chiba 13:30 open 14:00 start
July 11 (Wed.) Magokoro, Kamakura, Kanagawa 19:00 open 19:30 start
July 12 (Thu.) Oppe, Ogose, Saitama 15:00 open 16:00 movie 18:00 talk
19:00 music
July 13 (Fri.) Aburaden-Hidamarinosato, Kariwa-mura, Nigata 18:30open 19:00start
July 14 (Sat.) Asaba Art Square, Kanazawa-bunko, Kanagawa 16:00open 16:30start
July 15 (Sun.) Genshin-an, Edogawa, Tokyo 14:00open 15:00 start
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COMMENT

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● こんにちは、
八角三郎 | URL | 2012/07/04(水) 14:15 [EDIT]
前に護国寺のゲン大師の御法話でお会いしました。あのときはサインをいただき有難う御座いました。
日記を読みました。いやはや、すごいはなしですね。
うちの実家の寺にも古い石像があり、地域の歴史を語る上で重要であります。有難う御座いました。合掌。
● すみませんでした。
八角三郎 | URL | 2012/07/04(水) 16:00 [EDIT]
テンジンさんの歌の紹介のページに間違えて、早稲田大学横の天台宗寺院の日記へのコメントを書いてしまいすみませんでした。テンジンさんには大阪チャクラでのライブで会いました。彼の歌声は内容はよくわからなくても、一緒に歌いたくなる不思議さがありました。
いつか、山口の西川一三氏の法要で記念ライブをしてほしいです。

Lam | URL | 2012/07/05(木) 20:35 [EDIT]
こんにちは!

声もすてきですが、仰るとおりいい笑顔の方ですね。
写真にひっかかったともいえますが(爆)、横浜の回にいってみようと思います。ご紹介ありがとうございます。



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