白雪姫と七人の小坊主達
なまあたたかいフリチベ日記
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DATE: 2012/09/30(日)   CATEGORY: 未分類
電撃! 真実の炎リレー
 30日、仙台において「真実の炎リレー」が行われたという。このニュースに各地のチベット・サポーターは驚愕した。なぜなら仙台のチベサポすら、その開催をその日の朝になるまで知らなかったからである(笑)。

 その前に、真実の炎リレー(flame of truth relay) がいかなるものかについて説明しよう。

 いっこうによくならない本土チベットの状況を憂い、今年3月27日、チベット亡命政権議会(TPiE)が「真実の炎リレー」というアクションを決議をした。それは、以下の三つの要求をかかげて世界各地をまわって署名を集めるというもの。

1 国連は、1959年、1961年及び1965年に可決した国連決議に基づき、チベット問題について議論し、その決議内容の実現の為にたゆまず努力すべきである。

2 チベットで進行中の危機的状況を調査するために、直ちに独立した国際機関による実情調査の代表団を送らなければならない。

3 国連は、チベット内部のチベット人の基本的な望みが叶えられるよう、きちんとした責任を負うべきである。


 リレーは法王の誕生日7月6日にあわせてダラムサラを出発し、署名を集めつつ、最終日には国際人権デーの12月10日に、ニューヨークの国連本部、ジュネーブの国連人権理事会およびニューデリーの国連事務所で声明文を読み上げて終わるというもの。

チベットをめぐる国連決議は歴史資料ともいえるので、以下に転載しておく。

● 国連総会決議1353 
(1959年 ニューヨーク)
国連総会は、国連憲章および1948年12月10日の総会で採択された世界人権宣言に謳われた基本的人権と自由に関する原則を想起し、他の人民同様、チベット民族にも認められた平等な世俗的・宗教的自由権を含む基本的人権および自由を考慮し、チベット民族独自の文化および宗教の伝統、そして因習的に彼らが享受してきた自治の存在を忘れず、チベット民族の基本的人権と自由が侵害されてきたという趣旨の、ダライ・ラマ法王の公式声明を含む報告の内容を深く懸念し、信頼できる指導者らが国際社会の緊張緩和と国際関係向上を目指して真剣に前向きな努力をする一方、緊張を高め人民間関係を悪化させる動きがあることを遺憾に思い、

1)法の支配に基づく平和的世界秩序のためには国連憲章および世界人権宣言の原則を尊重することが不可欠であることを再確認し、
2)チベット民族の基本的人権とその特有の文化および宗教生活を尊重することを要請する。


● 国連総会議決議1723
(1961年 ニューヨーク)
国連総会は、1959年10月21日に採択された総会決議1353のチベットに関する質疑を想起し、
チベット民族の基本的人権が侵害され、チベット古来の特有の文化および宗教が抑圧されるなどの行為がチベット内部で継続的に行われていることを深く懸念し、それらの行為によって、チベット難民の近隣諸国への大規模流出に証明される厳しい状況にチベットの人々がおかれている状況を、深い懸念とともに指摘する。

それらの行為が、国連憲章および世界人権宣言に謳われた民族決議主義を含む基本的人権と自由を侵害し、国際的な緊張を高め、人民間関係を悪化させる憂慮すべき影響力をもっていることを考慮し、

1) 法の支配に基づく平和的世界秩序のためには国連憲章および世界人権宣言の原則への信念が不可欠であることを再確認し、
2) チベット民族の基本的人権と自由を奪う行為を止めることを厳粛に再要請する。
3) 加盟国が本決議の目的達成のため、必要に応じて最善の努力をすることを希望する。



● 国連総会決議2079
(1965年 ニューヨーク)
「総会は、国連連合憲章に規定され、世界人権宣言に宣命された人権と基本的自由に関する諸原則を銘記し、チベット問題に関する1959年10月21日の総会決議1353及び1961年12月20日の総会決議1723を再確認し、
チベット難民の隣接諸国への大規模流出によって証明されているように、チベット人民の基本的な権利と自由の継続的侵害及びチベット民族独自の文化的及び宗教的生活の継続的抑圧に重大な関心をよせ
チベット民族の基本的権利及び自由を継続的に侵害していることを非難し、
国際連合憲章及び世界人権宣言の諸原則の尊重が法の支配に基づく世界秩序の進展に不可欠であるとの確信を再確認し、
チベットにおける人権と基本的自由の侵害ならびにチベット民族の独自の文化的及び宗教的生活の抑圧は、国際の緊張を増加し、かつ人民の関係を悪化させるとの信念を宣言し、
チベット民族が常に享受している人権と基本的自由を剥奪するあらゆる行為を停止するようにとの要請を厳粛に行い、全ての国に対し、本会議の目的を達成するために、最善の努力を払うよう訴える」

 というわけで、このリレー・アクションは二ヶ月前から始まっていたことは小耳に挟んでいたのだが、それが突如30日仙台にきたというのだ。そこで、亡命政府のニュースサイト「パユル」(祖国)を真実の炎リレー(flame of truth)で検索してみたら、だいたい以下のタイトルが並んだ。

●リレー関連の記事
7/12 真実の炎リレーは南インドを横断する。
7/21 バイラクッペで数千人が真実の炎リレーを歓迎
7/24 真実の炎リレーは亡命政府の中枢に到着する
7/26 亡命政権の指導者たちは真実の炎リレーに参加するようにと促す
7/30 真実の炎リレー・キャンペーンは公式にインドを横断する。
8/9 チベットの真実の炎はマイソールに到着
8/22 チベットの真実の炎は9月2日に三十カ国以上でキャンペーンを開始。
8/25 チベットの真実の炎はインドを旅し続ける
8/27 ゴアがチベットの真実の炎を歓迎する
8/29 ゴアの州首相Parrikarが真実の炎代表団を歓迎
9/3 真実の炎リレーの第二支隊が台湾でバイク旅行を開始
9/3 北米ワシントンとカナダのオタワで同時にリレーが始まる。
9/10 真実の炎キャンペーンはニューヨークに向かう。
9/12 チベットの真実の炎は北米とヨーロッパを旅し続ける
 ※この記事の写真にはそれに先立つ週のカナダの下院議員 Peggy Nashと上院議員Consiglio Di Ninoのリレー写真を掲載。
9/14 ロンドンからイルクーツクへ。真実の炎は旅を続ける
9/18 真実の炎はメルボルンとブリュッセルで光を放つ

 記事を読んでみても、予定やルートなどの全体像もいまいちわからず、なんか各地が同時並行しているようでもあり、さらに、ここ半月ニュースが途切れており、全体にわけわからん。

 で、いきなり30日に仙台に上陸したのである(その後、9月17日に被災地の石巻に上陸していたとの情報も届く 笑)。謎は深まるばかり。
 当然のことながら、

 「ツイッターにもホームページにも告知がないのはなぜだろう?」
 「覆面タクシーみたいで、めだたせない方針なのか?」
 「アクションを電撃でやってどうする(笑)!」
 「2008年の聖火リレーをリスペクストしているのか?」
(欧米でもりあがったチベサポがアジアにくると竜頭蛇尾になったことを指すのか)。

などの憶測がとびかった。
 私も何が真実なのかさっぱり分からない。
 例によってゆるいだけなのかもしれない(笑)。
 
 とりあえず、事務所のHPに東京渋谷のアクションについては告知があるので転載する。

 
「真実の炎リレー」
 10/7(日) 渋谷・宮下公園 13時集合 14:20デモ出発 
 ルート:宮下公園~東電前~宮益坂~青山通り~南青山~外苑西~明治公園四季の庭(解散)

 署名は右オンラインでもできる。 http://www.tibethouse.jp/fot/petition.html

 なんだかよく分からないリレーだけど、国連に過去の決議の履行を求め、現在のチベット本土の状況改善のために動いてくれ、という趣旨は至極もっともだと思うので、エントリをあげました。
 署名、よろしくです。にょほん(はるかぜちゃんのぱくり)。
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